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2010年11月10日

四国へんろ【188】 結願へのカウントダウン その2

県道3号線をてくてく歩く。87番長尾寺までは約5.5km。お昼前には着くだろう。さて今日の昼メシはどうしよう。地図を見ると、長尾寺近辺にスーパーやコンビ二もいくつかあって、食うには困らなさそうだ。

、、、、が、、、長尾寺からすこし進んだへんろ道沿いにセルフのうどん屋(入谷製麺)があるようだ。ヨシッ、昼飯はここだ!
久しぶりの本場のさぬきうどんがまた楽しめる。嬉しいな。とニコニコワクワクしながら歩を進めていく。

ちょうど左手のJRオレンジタウン駅を過ぎた辺りだったろうか、県道3号線をはさんで反対側にへんろ小屋が見えた。そしてよく見るとおへんろさんらしき人がひとり休憩していた。

また本場のさぬきうどんが食べられる嬉しさにニコニコしていた私は、思わずそのおへんろさんに手を振ってしまった。おーーーい!(、、ともちろん声には出していない)。
しかしそのおへんろさんらしき人は私には気づいていないようだった。まったくの無反応。ま、いいか。知らない人なんだし。ま、いいや、いいや。

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2010年11月06日

四国へんろ【187】 結願へのカウントダウン その1

さて2006年6月に始まった私の区切り打ちも回を重ねて10回を数え、2008年のGWに第86番志度寺まで打ち終えることができた。そして迎えた11回目。この区切り打ちで結願である。

この最後の区切り打ちのスタートは、2008年9月13日(土)。このときの年・月・日それぞれの干支九氣は以下の通りである。

     年:2008年 戊子一白水氣
     月:9月  辛酉一白水氣
     日:13日  丙辰三碧木氣

残る87番長尾寺、88番大窪寺は私の住まいから見て南西方位にある。氣学をご存じない方にはおわかりいただけないだろうが、このときの南西方位は、本命二黒土性の私にとって年・月・日ともに大吉方位に当たっていたのである。

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2010年11月03日

四国へんろ【186】 さぁ次は・・・

おへんろ用品店を出て少し行くと、エレキテルの発明で有名な平賀源内の資料館があった。ほぅ、あの平賀源内の・・・。源内はこの志度の出身だったのか。

入館料がいくらだったか忘れたが、せっかくだから見て行こうか、いや、かと言ってそれほど興味があるわけじゃなし、まぁ名前ぐらいはよく知ってるんだけれども・・・。

結局、資料館の外観を右に左に移動しながら眺めただけで、その前を素通りしていった。
86番志度寺はもうすぐそこだ。足取りも軽く歩を進めていく。また少しして左手にきれいなへんろ小屋があった。同行二人の地図(第7版)には記載されていない。これも真新しいのだろう。

取り敢えず休憩しようかとへんろ小屋に入る。そしてリュックを下ろし、人の流れや街並みの風景をボンヤリと眺める。
しかしつい先ほどは道の駅で、そしてまたおへんろ用品店で、どちらも長らく休憩したようなものである。疲れはほとんどなかったのだが、次の志度寺で今回の区切り打ちも終わる。また休憩してしまったのは、その名残惜しさが無意識に働いたのかもしれない。そう思った。

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2010年10月31日

四国へんろ【185】 納め札が足りない!

のどかなへんろ道をてくてく歩く。86番志度寺はこの道沿いにあるようだ。まず迷うことはないだろう。

しばらくして左手におへんろ用品店があった。確か詠智会(えいちかい)という名前だったと記憶している。この店の前を通り過ぎようとしたとき「あ、そうだ!」と思った。

納め札のことである。私はこれを1番霊山寺で200枚購入していた。1ヶ寺に2枚納めるとして、88ヶ寺×2枚=176枚。残り(24枚)はお接待してもらったときとかに使うのよと霊山寺のお店の人に教えられていた。

そしてどのへんを歩いているときからだったかは忘れたが、納め札が最後までもつかなぁという心配が心の中にあった。そしてこのとき実はもうあと2、3枚しか残っていなかったのである。

お参りするお寺は残り3ヶ寺。本堂と大師堂に納めるのにあと最低6枚は必要だ。うわぁ、数が足りない。どこかで買わなきゃ。

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2010年10月26日

四国へんろ【184】 おへんろさん=山登る人!?

国道11号線に出ると、すぐ先に「道の駅 源平の里むれ」が見えた。

おっ、こんなところに道の駅が。いいところにあるじゃないか。ちょうど休憩したかったところだ。
が、この道の駅は同行二人地図(第7版)にはまだ掲載されていなかった。ここもオープンして間もないのだろう。

トイレに寄ってベンチで小休止。再び地図を開く。このあとは86番志度寺を打って、高速志度バス停から17時32分発の高速バスで帰阪の予定である。
志度寺まであと3km弱か。現在時刻は14時過ぎ。バスの出発にはじゅうぶん間に合いそうだ。ちょっとゆっくり休憩していこうか。

しばらくの間ベンチでのんびりまったりしていると、道の駅の建物の中から若者たちのグループがソフトクリームを片手に出てくるのが見えた。

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2010年10月24日

四国へんろ【183】 疑惑のシール

アスファルト舗装されたきれいな坂道を懸命に登る。ヒーヒーハーハー、ヒーヒーハーハー。

・・・と、こんな感じで登ったはずだが、残念なことにこの場面をほとんど覚えていない。さらに85番八栗寺に着いたこと、境内の風景、参拝・納経した場面の記憶も飛んでいる。

覚えているのは、県道145号線を下ってきて二ツ池親水公園付近まできたときのこと。

突き当たりの正面のガードレールに道案内の赤いシールが貼ってあった。そのシールはここを左折するように示している。

「なるほど。ここを左か。ふんふん。、、ん?ちょっと待てよ。ここを左?。右じゃないのか?」

同行二人の地図を取り出し、確かめてみた。地図での歩きルートは、やはりこの地点を右折するようになっていた。

どういうことだ。地図と違うじゃないか。改めて赤いシールをマジマジと見つめる。が、よく見るとこのとき貼られていたものは、これまで何度も目にしてきた赤いシールとは若干デザインが異なっていた。

このシールは本物か?それとも偽物?。いったいどっちへ行けばいいんだ?。

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2010年10月20日

四国へんろ【182】 なんだか悪い気がして・・・

スタッフのお兄さんのあとについて、入り口から中庭の奥へ歩いていく。ホンマにエエの?という感じで、あたりをキョロキョロしながら・・・。

「こちらにどうぞ。」
「ハ、ハァ、、、。」

お兄さんに促されるままテーブル席に腰を下ろした。

「ご注文は?」

そう聞かれたのだが、何を頼んだかは覚えていない。取り敢えず「〜〜うどん」であることには間違いない。ただ釜揚げうどんではなかったはず・・・。

このうどん店は敷地が広く、中庭もけっこうな広さだった。そして案内されたテーブルは屋内ではなく、中庭を広く見渡せる屋外のテーブル。しかも6人掛けのテーブルに一人きりだった。

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2010年10月18日

四国へんろ【181】 檀の浦を越えて

2008年5月6日(火) 6時45分起床

今回の区切り打ち最終日の朝。時計を見てあわてて飛び起きた。6時に携帯アラームをセットしていたはずなのに、、、ふぅ〜アブナイアブナイ。

そそくさと着替えて1階のレストランへ。そして朝食。

さて今日はまた屋島寺・八栗寺と2つの山登りが待っている。まずは84番屋島寺だ。

宿を出て空を見上げる。いい天気だ。歩き出してすぐに屋島大橋にさしかかる。川からのさわやかな風を感じながら気持ちよく橋を渡り切った。

ただ昨夜の宿はへんろ道からはずれていたため、今歩いている道にへんろ札も矢印のシールもない。途中から同行二人の地図とにらめっこしつつ、住宅街の中をウロウロさまよう。そして地元の住民2人ほどに道を訊ね、なんとか屋島寺へ続くへんろ道に辿り着いた。

が、辿り着いたはいいものの、ここからの登りがけっこうキツイ。金剛杖にもたれながらヘーコラヘーコラと登っていく。

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2010年08月01日

四国へんろ【180】 高松市内へ

彼女も私の姿に気づいて、あっという表情をした。

しかし偶然と言えば偶然過ぎる。会うのはこれで5度目である。そして私は腰がくだけそうになりながら彼女に近づき、話しかけた。

「あぁ、こんにちは。でもよくお会いしますねぇ。」
「あ、ハイ、、えぇ、、。」とニッコリ会釈する彼女。
「一宮寺はもう参ったんですか?」
「ハイ、今さっき、、、。」
「そうですか。で、今日はこのあと高松市内まで?」
「いえ、今日はもう帰るんです。」
「え?帰るって、どこまで?」
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2010年06月28日

四国へんろ【179】 驚きの連続 その2

白峯寺の参拝納経を終え、また山門のところへ戻ってきた。右手に自販機がある。喉もけっこう渇いていたので、スポーツドリンクを1本購入。一気に飲み干した。

さて行こう。次は82番根来寺だ。下りてきた山道を再び登り始める。根来寺までは約5km。そのほとんどが山道である。

しかしこの白峯寺から根来寺への山道だが、そのときの記憶がほとんどというかまったくない。その間、出会ったおへんろさんもいなかったのだろう。山道がキツカッたという印象もないし、、、う〜ん。

とにかく根来寺に着いたのは10時頃だったと思う。根来寺での記憶も薄くて、、というか、これまたほとんど記憶になく、覚えているのは根来寺からの山を下りてきて右手のため池越しに学校が見えたところ。あれはあそらく高松西高校だったのだろう。

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2010年06月09日

四国へんろ【178】 驚きの連続

男性に「じゃお先に」と声をかけ、再び険しい山道を登り始める。しばらくして車道に出た。ふぅっと大きく息を吐く。

空を見上げると、いつの間にか雨がやんでくれていた。ヨカッタァ。もう汗だくである。ポンチョを脱ごう。

そしてポンチョをリュックにくくり付け、それからは車道に沿っててくてく歩いていく。ゆるやかな登りなのでけっこう楽だ。

やがて再び山道に入る。ここからは少し下り坂だ。足取りも快調にズンズン下っていく。
白峯寺まではもうすぐだ。しかしちょっと疲れてきた。一息入れたい。ふと左手を見ると何やら古い石柱のようなものがあった。案内板には確か「ここから先は馬を下りて歩きなさい」みたいなことが書かれていたと記憶している。おそらくここから先は、白峯寺の境内みたいなものなのだろうか。

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2010年05月31日

四国へんろ【177】 菅笠のこと

少ししてへんろ道はゆるやかな登りが始まり、やがて完全な山道に入った。角度も徐々にキツクなる。久しぶりの山登りだ。ふぅ。さすがにキツイ。

しかし白峯寺の標高はそれほど高くない。これまでに幾つもの難所を越えてきたのだ。何のこれしき。幸いお山の木々が降り注ぐ雨の傘となってその勢いを和らげてくれている。さぁ頑張れ頑張れとお大師様の杖を頼りにへーコラしながら必死に山道を登っていく。

やがて前方にひとりの歩きへんろさんが立ち止っているのが見えた。昨夜えびすやさんで同宿だった50代くらいの男性である。どうやら疲れて一服休憩中のようだった。その男性に話しかける。

「お疲れさんです。」
「あぁどうも。ちょっとキツイねぇ。」
「そうっすね。」
「雨がやんでくれたら菅笠脱ぐんだけどなぁ。もう頭が暑くて暑くて・・・」

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2010年05月22日

四国へんろ【176】 急かされて

2008年5月5日(月) 5時30分起床

今日の予定は83番一宮寺までを打ち、高松市内で宿泊予定。距離にして30km弱。その間、2つの山登りがあるが、どちらもそれほど高くない。私的には比較的楽な行程ではある。

宿の予約も取ってあるし、明日はゆっくり朝食を食べて7時過ぎに出発しよう・・・。

、、、、そう思っていたのが昨日の夜のこと。しかし当日起きたのは5時30分。なぜそんなに早く起きたのか。そう、女将さんに急かされてのことである。

女将さん曰く、「おへんろさんは早寝早起きが基本。もたもたしてたらアカン!!」

ということで朝食は5時45分。食卓には他のおへんろさんはすでに勢揃い。私は一番最後に席に着いた。「遅れましてすみません。」

昨夜と同じく皆と和やかにおへんろ談義を交わしながら箸と口を動かす。またそこに女将さんも加わって、このあとの道順などのレクチャーが始まり、皆フンフンとその話に聞き入る。

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2010年05月15日

四国へんろ【175】 連日の参拝前納経

ダッシュでローソンの軒下に駆け込んだ。そして空を見上げる。猛烈な雨。しかしこれは通り雨の感がした。しばらくすれば止むだろう。それまで休憩しようか。

何気に店内に入り、グルっと一周。そして雑誌コーナーの前に立つ。時間潰しにチラッと立ち読みしたかったが、このおへんろスタイルではそれもやりにくい。雑誌を手に取りたい気持ちを抑えつつ、取り敢えず缶コーヒーを一本買って外に出た。

しばらくして、先ほどのスコールのような雨が小降りに変わってきた。ヨシヨシ、イイ感じだ。

軒下でリュックを降ろし、地べたに座り込んで地図を開く。80番国分寺まであと3kmほどか。時計を見るとまだ16時前。ヨシ、納経には間に合いそうだ。

そして明日以降のルートもしっかり確認。そのうち雨も降り止んでくれた。しかしこのときの私は、次の納経にじゅうぶん間に合うという余裕から気が緩んでいたのか、ココでけっこう長居してしまった。

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2010年05月03日

四国へんろ【174】 郷照寺から高照院へ

(ふぅ、苦しい、、、、もう、動かれへん、、、、)

グッタリと階段に横たわる。すぐ傍を通り過ぎる人目には「何もあんなところで寝なくても・・・」とみっともない姿に映ったことだろう。が、恥ずかしくても動けない。起きようとして起きられない。ただ腹が苦しい。苦しいのだ。

おそらく30分は完全に寝入っていただろうか。ふと目を覚ました。日の光がまぶしい。再び目を閉じる。ふぅ、しんどい。ただ先ほどよりだいぶ落ち着いている。いっときの苦しい峠は過ぎたようだ。

さぁ、いつまでも休んでいるわけにはいかないぞ。行かなければ。私はゆっくりと身体を起こし階段に腰かけた。ヨシ、さっきよりはだいぶマシだ。これならなんとか歩けそうだ。しかし、、、ふぅ、マイッタ、マイッタ。

食べ過ぎて動けなくなるなんて、人の話には聞いていても自分には無縁のことだと思っていた。が、これも貴重な経験である。

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2010年04月26日

四国へんろ【173】 うどんでダウン

ふと時計を見ると10時30分。おっと、イカンイカン。休み過ぎだ。若者とご夫婦との和やかな語らいについ時間を忘れていた。そろそろ行かねば。

親子へんろさんは車で、若者は当然歩きである。特にこの面白おかしい、ネタ満載の若者とはちょっといっしょにかけ連れもしてみたかったが、さすがにこの臭気である。これではいっしょにうどん屋へも入れないだろう。若者は若者でこれから銭湯を探して歩くようだし。

ということで、取り敢えずお別れすることになった。互いにお気をつけての挨拶を交わし、私はひとり先に道隆寺をあとにした。

県道21号線に出、足取り軽やかに歩を進めていく。右手に讃岐富士が見えた。美しい。四国へはたまに出張で訪れることもあり、車で走る高速道からこの山はけっこう見てきたが、このおへんろの途上で見る讃岐富士はまた一段と美しく感じられた。

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2010年04月21日

四国へんろ【172】 2つの数珠

てくてく歩く彼女のうしろ姿を見送る。ハハハ、あっさりフラれちゃったな。ま、でもこんなオッサンと歩いても、若い女の子にゃ嬉しくも楽しくもないだろうに。ま、いいや。ちょっといろいろ話してみたかったけど、ま、いいや、いいや。

それからは彼女の邪魔(?)にならないように、適当な距離を開けてゆっくりと歩き出す。ほどなくして77番道隆寺に到着。時刻は9時30分過ぎ。

参拝納経後、境内のベンチでひと休み。すぐ近くに若者がひとり休憩していた。彼も歩きへんろさんで同行二人の地図を開いて今後のルートを探索しているようだった。

何気に話しかけてみると、その若者のリュックはそれほど大きくなかったにもかかわらず、野宿を主体に通し歩きをしているとのことだった。

「僕、今日はゼッタイやりたいことがあるんです。」
「へぇ、何なの、それって。」
「風呂に入りたいんです!。」

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2010年04月18日

四国へんろ【171】 あっさりフラれて

本来のへんろ道に戻った。また間違えないようにしっかり歩かなければ。すぐにルートを確認できるように同行二人の地図を片手に持ち、慎重に歩を進めていく。やがて真正面に金倉寺らしきが見えてきた。ヨシヨシ。そして無事到着。時刻は8時30分頃だったろうか。

この金倉寺で驚いたことがあった。昨日、「かなくま餅うどん」のお店にいた女の子をまた見かけたのである。「かつや」の近くでも見かけたあの女の子だ。彼女も昨夜は善通寺付近の宿に泊まったのだろうか。

これで彼女を見かけたのは3回目である。まぁ同じ方向に向かっているので特に不思議ということもないのだろうが、一度別れてからまたその先で同じ人と出会うことは今までめったになかった。あったとすれば、いつのことだろう。そうそう、室戸岬への道中で何度もいっしょになった「なまはげおじさん」のとき以来かもしれない。

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2010年04月11日

四国へんろ【170】 思いも寄らぬお接待

2008年5月4日(日) 5時30分起床

いそいそと身支度を整え、食事の間へ。そして6時から朝食。

本当は宿での朝食を取らず、6時には出発する予定だった。しかし前日、善通寺はお参りしたものの御影堂に納め札を納めていない。お大師様ゆかりの善通寺である。その御影堂にだけ納め札を納めずにはどうしてもいられなかった。

「7時前にはもう納め札の箱は外に出てるんじゃないかねぇ。」前日、宿の女将さんと話しているときにそう聞かされていて、ちょっと時間は遅れるけどやっぱりお札を納めていこう、そしてついでに朝食も、、、ということになったのである。

若者のぶんはまだ用意されておらず、ひとり静かに朝食をいただく。そして精算を済ませて宿を出た。時刻は6時30分過ぎ。

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2010年04月04日

四国へんろ【169】 納め札入れの箱は、、どこ?

御影堂(みえどう)の山門に飛び込むと、目の前に納経所の看板があった。

「おぉっ!」

私は思わず感嘆の声を上げた。そして右を向くと、まだ小学校の低学年だろうか、幼い少女3人が納経所の前で何やら楽しげに話しているのが見えた。そして納経所の窓も開いていて、中にいた人も楽しげに少女たちに話しかけていた。

そこへ私は息せき切って駆け寄り、納経所の人に声をかけた。

「ハァ、ハァ、納経、、お願いできますか?、、ハァ、」
「あ、、あぁ、ハイ、どうぞ。」
(ヨカッタ〜、間に合ったぁ。)

頭陀袋から納経帳を取り出し、差し出す。肩で大きく深呼吸する私。その姿はおそらく少女たちの目には奇異に映ったことだろう。

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