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2013年02月21日

お礼参り 〜 町石道を歩く その2

国道沿いをてくてく歩いていると「真田庵」の案内板があった。ふむふむ、ここを右手に曲がるのか。

そして曲がったすぐのところに真田庵はあった。お屋敷のような門を入り、頭上を見上げるといろいろな絵画やポスターなどがいっぱい飾られていた。そのうちのひとつで、門を入った右上に飾られていた独特な書体のお言葉になぜか魅入られ、しばらく足を止めた。

最後の一行に「夢を持ちなはれや〜」とある。その前にある数々の言葉の行数がこの最後の一行に集約されているような気がしてとても気に入った。思わずスマホ写真をパチリ。

DSC_0017.JPG

あいだみつおさんの書体かと思ったがどうやら違うようだ。でも何か温かみのあるいい書体だ。その言葉にしばし見入ったあと、真田庵の境内へと足を踏み入れる。

関ヶ原の戦いで石田光成の西軍に味方した真田昌幸・幸村親子は、戦いに敗れ、東軍の大将・徳川家康からこの地に蟄居(ちっきょ)を命じられたという。本来なら敗軍の将として切腹・打ち首になるはずだったろうになぁ。でも親子ともども命をとどめられたのには、勇猛果敢な真田軍をいずれ味方につけたいという思いが徳川家康にあったんじゃなかろうか。率直にそう思った。
しかしその後父・昌幸はここで亡くなり、息子・幸村は大阪冬の陣・夏の陣に参戦し、その戦いの中で命を落とすことになる。夢を持ちなはれや〜の言葉通り、幸村にも思い描く夢があったはず。それはいったい何だったんだろう。

そんなことを思いながら本堂をお参りし、最後にもう一度あの書体を見上げて真田庵をあとにした。

また国道沿いをしばらく歩いていると、慈尊院への案内板が目に入った。それに従い、国道を横切って橋を渡る。

しかしこのへんにはお店らしい店というものがないなぁ。あったらそこで昼食なりを調達していこうと思っていたのだが、結局なにも得られないままやがて慈尊院の門前に着いた。

一礼して石段を上がり山門をくぐる。正面に多宝塔と丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)へ続く石段が見える。そして右手に大師堂、左手に本堂と納経所があった。

まずは本堂へ。そしてろうそくと線香を供える。こちらのご本尊は弥勒菩薩様だった。そう言えば弥勒菩薩をご本尊とするお寺ってこれまであんまり縁がなかったなぁ。お四国にもあったっけなぁ。確か知多四国には1ヵ寺だけあったような、、、。

般若心経とあまり言い慣れない弥勒菩薩様のご真言を唱え、この後の道中安全を祈願する。そして納経を受けた。

「これから歩いて登られるんですか?」
「ハイ、そうです。」
「寒くて大変でしょうが、お気をつけて。」
「ありがとうございます。」

納経所の若いお坊さんが合掌して見送ってくださった。その優しい言葉とお姿にほっこり心が和む。その後、大師堂をお参りして山門を出、石段を下りて振り返り一礼する。

さてさて、町石道のスタート地点は、、、、と、、と、、え? どこそれ?

慈尊院に沿って少し歩き、また門前まで戻ってきた。すると目の前の町石道の案内の矢印が目に入った。この矢印はどういう意味? もしかしてお寺の中にあるのか?
取りあえずスマホ地図で確認すると、どうやら最初の町石は丹生官省符神社へ上がる石段の途中にあるとのことだった。

オイオイそういうことかよと、再び目の前の石段を上がって山門をくぐり、神社の石段を上がって行く。すると、石段のちょうど中腹の右手にひとつの町石が立っていた。ちょっと読みにくかったが、その町石には確かに180町石の文字が刻まれていた。

これかぁ。しかし俺としたことがまたまた大ボケをかましちゃったなぁ。わざわざ山門を出ていくなんて。ひとつも成長してないじゃないか。ホントに恥ずかしい。

さぁさぁ、時間もちょっとロスしていることだし、ボヤボヤしている暇はない。さぁ行こうと気を取り直して顔を上げる。
このまま神社へ上がっていっても行けそうだが、180町石の先には地道が続いている。こっちを行こう。と私は地道のほうを歩きだした。少し行くと舗装路に出、また少しいくと179町石があった。

ヨシヨシ、これだ。これでいいぞ。道もわかってなんだか気分も高揚してくるのがわかった。ワクワク、ワクワク。

いよいよ町石道アタックの開始である。さぁ、行くぞぉ〜、高野山っ!!
posted by こうへい at 00:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いよいよ 町石道のスタートですね〜。
楽しみです。

私も次回高野山にお参りするときは、絶対に歩こうと思っています。
勿論 今年中に2回目のお遍路に出発するつもりです。
1回目と同様 一人での区切り打ちの予定です。

こうへいさんのお遍路ブログ 一週間で全部読みましたよ〜ん!
もう 目がかすむわ 腰は痛くなるわ・・・・へへへ・・年ですね

では 頑張って続きをアップしてくださいませ〜
Posted by なかじ〜 at 2013年02月21日 18:06
◆なかじ〜様

なんとなんと一週間で全部お読みくださったんですか。それはそれは、いやぁ何か嬉しいですね。ありがとうございます。
しかし一週間かかりましたか。まぁどうでもエエ要らんこともようけ書いてると思うので、けっこうな文量にはなってるかもしれませんなぁ。

へぇ〜、今年中には2回目をスタートされるんですか。再開されるなら、来年の四国霊場開創1200年の年にスタートされるのかと思ってました。
まぁでも来年はそれに当て込んでおへんろツアーやおへんろさんそのものが増えたりして、お四国も何かとガヤガヤ騒がしくなるような気がします。宿とかも取りにくくなったりして・・・。
のんびりと穏やかな気持ちで歩くには、今年のほうがいいかもしれませんね。
Posted by こうへい at 2013年02月21日 23:11
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