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2013年02月17日

お礼参り 〜 町石道を歩く その1

四国八十八か所を結願したのは2008年9月のこと。あれから4年と4か月の時が流れた。そして今やっと高野山へ。

これだけの年月を経てようやくお大師様の元へ結願のご報告に参ろうと思ったのには訳がある。というのも、それは私の自宅から見て、高野山の方位に関係があったのだ。

私の自宅から見て高野山は「南」方位に当たる。その「南」が私にとって大吉方位になるとき。その時をずっとず〜っと待ち続けてきた。そして年が明けて2013年。いよいよその時がやってきた、というわけなのである。

四国を歩いてまわったからには、高野山へも歩いて上がろう。当然にそう考えていた。その歩く道が歴史あるいにしえの道、「町石道」である。
せっかくだから帰りもこの町石道を歩いて下りてこようか。ついでにそう考えた。が、町石道は片道だけでも約20数キロの山道である。上がって下りてくるのに2日。おまけに疲れもたまるだろう。その翌日は出来たら身体を休めたい。となると、3連休が取れるときに行くのがベストだ。

手帳を開く。さてさて南が年・月・日の吉方位となる3連休は、、、と、、う〜ん、、、お、あったあった。2月の9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)。9日10日の両日とも高野山のある南方位は年・月・日の吉方位に当たり、その翌日は祝日で休みだ。バッチリじゃないか。

9月にもそんなバッチリな3連休が2度あるが、そのときの仕事の都合で行けるかどうかわからない。いま行けるときに行っておこう。でも2月の高野山か、、、。寒いだろうなぁ、、、。う〜ん、、ええ〜い、ヨッシャ、もうこれにて決定だ。行くぜ、高野山! お大師様ぁぁーー!!

というわけで、迎えた2013年2月9日(土)。早朝4時30分に起床。軽い朝食後、身支度を整えて家を出た。うぅ、いきなり寒い。肩をすぼめながら最寄駅へ向かう。駅のホームへ上がると始発を待つ人の姿がけっこうあった。

5時過ぎの始発に乗って大阪市内へ。そして南海・難波駅から高野線の急行に乗り、橋本駅で各停に乗り継いで九度山駅に着いた。時刻は7時06分。駅を出たすぐ横にへんろ小屋のような休憩所とトイレがあった。

ヨシッ、ここで戦闘服に着替えるか。その前に用を足そう。朝と言えば小より大である。中はきれいな洋式トイレだった。ズボン、パンツを脱いで便器に座る。
しばらくすると天井の照明が消えた。あれ?何?ちょっとビックリして身体を起こすとまた照明が点いた。どうやらセンサー式の照明のようだ。

ところがこのセンサー、どこに当たっているのかよくわからない。じっとしているとまた照明は消え、身体を揺らすとまた点灯する。点いたらずっと点いててくれよぉ〜。俺はここにいるんだから。暗いところじゃキバりにくいじゃないか。

照明が消えるたびに体をユラユラ揺らす。それを十数回繰り返し、何とか用を足し終えて外に出た。そして戦闘服に着替える。
白衣に和袈裟、菅笠に頭陀袋。そして手に持つはお大師様の分身である金剛杖。すべて4年前に結願したそのときのものである。特に金剛杖は手に持つ部分の袋の先が破れて大きな穴が開いており、鈴もなくなったままだ。
お大師様、このあと大門まで無事に着けますようにサポートよろしくお願いします。そう語りかけるように金剛杖をじっと見つめた。

さぁ、行こう。胸をワクワクさせながら駅前の下り坂を下っていく。するとすぐに交差点があり、その向こうに「さなだの道」という案内板が見えた。

「さなだの道」か。そう言えば町石道の出発点となる慈尊院の手前に真田庵があったはず。取りあえず真田庵には寄って行こう。この「さなだの道」を行けば真田庵には行けるんだろう。、、、と私は交差点を渡って「さなだの道」に入っていった。

さなだと言えば真田幸村である。そうそう真田幸村にはいい思い出があるなぁ。といってもパチンコの話で申し訳ないが、昨年末に『花の慶次 漢』という花の慶次シリーズの最新台で「真田幸村リーチ」から大当たりし、その後26連チャンしてウハウハの大儲けをさせていただいたのである。(換金額はムフフの20万越えなり!)

特に真田幸村リーチは、リーチの中でもチョー期待薄なリーチなだけに、当たったときはホントにビックリして、思わずちょっと後ろへのけぞったものだった。激アツのキセルが出たわけでもなかったのに、幸村さん、ホントにあのときはありがとう。おかげさんで今年はいい正月を迎えられましたよ。

、、、と、そんなつまらんことをニマニマ思いながら道なりに歩いていると、どんどん道が下り出した。

ん? ちょっと待てよ。この道でいいのか? 何か違うような・・・。

立ち止まり、スマホを取り出して町石道の地図をチェックする。今回、紙としての地図は持ってきていない。町石道の案内サイトからダウンロードしてきたPDF版の電子地図をスマホに入れてきたのである。
地図を広げるより画面はそうとう小さいけれど、見たい細かい部分は拡大して見られるので、これでじゅうぶんだ。とにかく地図の容量がどんなに大きくても一切かさばらず、荷物にならないところがいい。

スマホの電子地図を拡大して見てみると、九度山駅から下りてきて、すぐに橋を2つ渡るようになっていた。でも橋なんかなかったぞ。ってことは、ありゃありゃ、いきなり道を間違えたのか。あちゃ〜、、、。

スマホを片手にさなだの道をキョロキョロしながら引き返す。結局交差点のところまで戻ってきて、右手を見ると橋があった。

なんやねんな、もう。こっちやないか。しかし俺も相変わらずだなぁ。なんでこう道を間違えるんだ、、、、。

時刻はとっくに8時を過ぎていた。ゆうに30分以上も時間をロスしている。少し焦りながら橋を渡り、国道沿いをてくてく歩く。そして左手のうっすら雪化粧した山々を見上げた。

私はのちにこの雪山の中で「死の恐怖」にさらされることになろうとは、このときまったく予想だにしていなかった。

posted by こうへい at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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