☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2010年10月20日

四国へんろ【182】 なんだか悪い気がして・・・

スタッフのお兄さんのあとについて、入り口から中庭の奥へ歩いていく。ホンマにエエの?という感じで、あたりをキョロキョロしながら・・・。

「こちらにどうぞ。」
「ハ、ハァ、、、。」

お兄さんに促されるままテーブル席に腰を下ろした。

「ご注文は?」

そう聞かれたのだが、何を頼んだかは覚えていない。取り敢えず「〜〜うどん」であることには間違いない。ただ釜揚げうどんではなかったはず・・・。

このうどん店は敷地が広く、中庭もけっこうな広さだった。そして案内されたテーブルは屋内ではなく、中庭を広く見渡せる屋外のテーブル。しかも6人掛けのテーブルに一人きりだった。

このテーブルから入り口のほうもよく見えた。食べ終わって出て行く人。そしてスタッフさんに連れられて入ってくる人。その数ひっきりなしである。

隣は同じ6人掛けのテーブルにひとかたまりのグループが和やかにうどんをすすっている。しかしこちらはたった一人。

「こんな広いテーブルに、、、、一人で、、、エエんやろか、、、。」

座る際、リュックを横の椅子に下ろした私であったが、列をなして待っている人になんだか悪い気がして、自分の足元にリュックを置きなおした。

別に相席になってもぜんぜん構わなかったが、そのうち私の注文したうどんが運ばれてきてさっさと食し、食べ終えるやさっさとお代を払って店を出た。

結局、私が座っていたテーブルには誰も案内されてこなかった。にもかかわらず、店の外は相変わらずの長蛇の列である。

(すみませんね、皆さん。お先です。)

待ち客に心の中でそう詫びながら、私はそのうどん屋をあとにした。

八栗寺へのへんろ道をてくてく歩く。そして歩きながら思った。あの店のあのテーブルは、もしかしておへんろさん専用?? つまりはお接待用?? だったのかなぁ・・・。う〜ん。

しばらく行くと、ケーブルカーの駅が見えてきた。八栗登山口駅である。その近くにとあるお店があって、お店の人に話しかけられた。

「この先に休憩所があるから休んでいきなさい。」

八栗登山口の駅を過ぎてちょっと行った左手にその休憩所はあった。とてもきれいで真新しい感じの休憩所である。同行二人の地図(第7版)を見ると、この地点に休憩所のマークはなかった。おそらくまだオープンして間もないのだろうなと思った。

中を覗くとひとりの若者へんろさんが休憩していた。私のほうは、つい先ほど昼食休憩をとったばかりで、特にまたここで休みたいという気はなかったが、奥のほうからこの休憩所のお世話をしているらしいおば様から「中へどうぞ〜。」の声をかけられ、遠慮するのも悪い気がして、そのまま中へ入っていった。

ここでお茶菓子をいただきながら、若者へんろさんとしばらくおへんろ談義。何を話したかは・・・よく覚えていない。

ただ若者の持っていたおへんろ地図に目を惹かされた。その若者は同行二人の地図をA6版ぐらいに縮小コピーし、一枚一枚ラミネート加工をして持っていた。

確かにそれだと地図も汚れず、よれたりもしないだろうが、なんとまぁ手間なことをと思いつつ、その一枚一枚を興味深く見せてもらった

しばらくして時計を見た。確か13時頃だったと思うが、そろそろ行かねばと私は立ち上がり、お礼の納め札をおば様に手渡した。若者のほうはまだ休憩していくとのことで、じゃお先にと私は休憩所を出た。

目の前にはどこまでも続きそうな登り坂がまっすぐ伸びている。さぁまた山登りか。

ヨッシャー!! 行くかー!! 行くぞー!!。

私は気合を入れて坂道を登り始めた。


posted by こうへい at 23:20| Comment(6) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すんませーん!お勘定お願いしますー

はいはーい。

おいくらですか?

はい、ひゃくまんえん

・・・一同どってーん・・・

という吉本的コントを想像しておりましたが、見事ハズレましたな。
うどんに目がないワタシとしては、こちらのお店も要チェックさしてもらいます。
Posted by はりQ at 2010年10月21日 17:15
◆はりQ様
すびばせんね、何の面白みもない展開で、、、。
ただこのうどん屋はね、お店には申し訳ないんですけど、私的にはもうひとつでして・・・。
そやから本文もさらっと書いてるでしょ。あんまり印象に残ってないんですわ。
まぁこのときは本場のさぬきうどんを毎日食うたので、私も舌が肥えてたのかもしれまへん。
とにかく私のオススメは、70番本山寺手前の「かなくま餅」と71番弥谷寺手前の「かつや」でございます。お忘れなく!!

しかしうどんに目がないとは・・・。まぁ好きなんやろなぁとは思てましたけど、それほどまでやったんですな。
う〜ん、さすがはご同輩。松尾峠で迷うはずやね(笑)。
Posted by こうへい at 2010年10月21日 23:22
お遍路さんを優先してくれたということでしょうか?!
昔のお遍路さんは捨てられた「棄民」的に見られていましたので、
その名残としてお接待があるのですよね?
同行二人の地図をラミネート処理! ナルホドね。
私も地図を置き忘れたり雨に濡らしたりしてかなり痛めましたが、
なんとか最初の1冊を使い続けています。   次は彼を真似て
関連ページのコピーのラミネート加工版も持ち歩きましょうか!
Posted by よし男 at 2010年10月22日 00:41
横からすんません。

ラミするとかさばるように思います。ちょっと折り曲げたいときとかやりにくいし。
ワタシは、必要なページだけカラーコピーしてジップロックに入れザックのポケットに差し込んでました。
越久田屋のご主人に教わったんです。
Posted by はりQ at 2010年10月22日 13:10
◆よし男様
>お遍路さんを優先してくれたということでしょうか?!
どうなんでしょうね。あれだけ外で待ってる人がたくさんいたんですから。う〜ん、謎と言えば謎ですよ。

地図ですが、私も最初に買った一冊を使い続け、今もブログを書くのに何度も見返したりといまだに重宝しております。
ただ私はラミネート加工は、、、しないだろうなぁ。面倒くさいですもん。


Posted by こうへい at 2010年10月22日 22:10
◆はりQ様
>必要なページだけカラーコピーして
これは原寸大(B5かな?)のままでのことかな。だとしたら、折り曲げなあかんときもありそうですな。
若者の場合は縮小コピーしてましたからね。全ページをラミって、全ページを持ち歩いてたらそりゃかさばりまっせ。けど若者も確か、そのときどきに必要なページだけ持ち歩いているようでしたよ。

私の場合は、その一冊を、何の芸もなくただひたすらにパラパラとページめくりしてました。(今もですけど・・・)
Posted by こうへい at 2010年10月22日 22:24
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