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2010年05月15日

四国へんろ【175】 連日の参拝前納経

ダッシュでローソンの軒下に駆け込んだ。そして空を見上げる。猛烈な雨。しかしこれは通り雨の感がした。しばらくすれば止むだろう。それまで休憩しようか。

何気に店内に入り、グルっと一周。そして雑誌コーナーの前に立つ。時間潰しにチラッと立ち読みしたかったが、このおへんろスタイルではそれもやりにくい。雑誌を手に取りたい気持ちを抑えつつ、取り敢えず缶コーヒーを一本買って外に出た。

しばらくして、先ほどのスコールのような雨が小降りに変わってきた。ヨシヨシ、イイ感じだ。

軒下でリュックを降ろし、地べたに座り込んで地図を開く。80番国分寺まであと3kmほどか。時計を見るとまだ16時前。ヨシ、納経には間に合いそうだ。

そして明日以降のルートもしっかり確認。そのうち雨も降り止んでくれた。しかしこのときの私は、次の納経にじゅうぶん間に合うという余裕から気が緩んでいたのか、ココでけっこう長居してしまった。

時計を見ると16時10分。やべぇ。行かなければ。慌てて地図を閉じて立ち上がる。そして雨に濡れたアスファルトの道を歩き始めた。

やがて80番国分寺に到着。時刻は16時50分。取り敢えずまたお参りの前に納経させてもらおう。2日続けて参拝前の納経になるが、お大師様お許しください。すんません。

さてこの国分寺の納経所であるが、それは大師堂の中にあった。そして納経所の人(女性)は、私が中に入ってきて、お参りせずに先に納経しようとしているのをずっと見ていたのだろう。納経帳を書き終えるや、

「17時には閉めるから早くお参りしていってね。」

そう言って私に納経帳を返してきた。

「えっ!閉めるって、、、大師堂にも入れなくなるんですか?」
「そうですよ。」

女性は何食わぬ涼しい声でそう返事をした。

へぇ、しかしマイッタなぁ。先に本堂、それから大師堂を参拝したいのに。なんでやねんナ、もう、、、。

時計を見ると16時55分。取り敢えずココは先に大師堂を参拝するしかないようである。仕方がないかとあきらめ、まず大師堂、そして本堂の参拝を済ませた。

国分寺の山門を出、そのすぐ隣といってもいいぐらいのところに、今日の宿であるえびす屋旅館があった。

ひとりの女性が忙しそうに玄関を出たり入ったりしているのが見えた。この女性がココの女将さんだった。やたらとせかせかしている女将さんである。

部屋に案内されるや、女将さんはせかせか声で

「洗濯物は!?」
「えっ!」
「あるの? あったら出しなさい。してあげるから。早く!。」
「あ、え、あ、、、ハ、ハイ」

女将さんの迫力に圧倒されながら、そそくさと浴衣に着替えるや、今日と昨日の分の洗濯物を女将さんに渡した。

風呂のあと夕食の席につく。泊り客は7〜8名くらいいただろうか。皆がおへんろさんだった。これだけ多くのおへんろさんと同宿になり、食事を共にするのは初めてかもしれない。

おへんろという共通の話題で、見知らぬもの同士の和やかな夕餉のときが過ぎていく。これがおへんろ宿のいいところである。そこにハキハキ元気な女将さんも加わってきて、その場は大いに盛り上がった。

部屋に戻ってTVをつける。少しして天気予報があった。見ると明日は、、、、曇りときどき雨。

アチャー、雨かぁ。明日は朝から山登りが待っとるっちゅうに・・・。



posted by こうへい at 14:23| Comment(6) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。楽しく拝見しています。
私もえびすや旅館に泊まりました。
昼頃に電話したら「現在この電話は使われておりません」とメッセージが流れました。三回試しても同じです。
協力会の地図に載っている番号をダイヤルしているのに・・・、もしかして廃業?
その日の宿が決まらないまま国分寺に着き、ふと見るとえびすや旅館の看板があります。えっ?
行って見ると庭に客のものらしい遍路着が干してあり、玄関にいた女性に訊くと営業しているとの答えが返ってきました。

じゃ、何で電話が通じなかったの?
実は、いたずら電話が多かったので番号を変えたのだそうです。
6版までの地図には以前の番号が、7版以降には新しい番号を載せているとの説明にナットクしました。
活きのいい女将さんにさっそく洗濯物をひったくられたのは、同じです。
相客は山口県からの通し打ちの男性だけでしたが、女将さんを交えての楽しい夕食でした。
実は実は、この宿に泊まろうと思ったのはN氏の某談話室への書き込みがきっかけです。
ありがとうごさいました。
Posted by クマタカ at 2010年05月15日 23:50
国分寺は2度お参りしました。
1度目は打ち止めの日にお参りしてJR国分駅から戻り、
2度目は仕事を終えて夜遅く国分駅に着き、
待合室で野宿するつもりが先客がいて、国分寺の山門の下で寝ました。
12時ごろから満月に照らされて眩しくて眠れず、
境内もお堂も何とも言えない美しさでした。
早朝にお参りして出発しました。
えびす屋さんも覚えています。まだ誰も起きてないようでしたが。
Posted by まねき猫  at 2010年05月16日 11:10
◆クマタカ様
はじめまして。ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます。
が、はじめましてというのも何か変な気がするんですけど、なぜでしょうか。(笑)

私はたまたま第7版を持っていましたので、えびすやさんに泊まれたのですね。
活きのいい女将さんだったでしょ。洗濯物をひったくられたには笑いましたよ。でもありがたいことですよね。

>実は実は、この宿に泊まろうと思ったのはN氏の某談話室への書き込みがきっかけです。

そうでしたか。フンフン、なるほど、なるほど、なるほどぉ〜。(意味不明)
Posted by こうへい at 2010年05月16日 18:41
◆まねき猫様
山門の下で野宿されたとは、なかなかチャレンジャーですな。私なら仁王様のギロッとした目つきに睨まれてるのが気になって、たぶんできまへん。(笑)

そうそう、まねき猫さんも今度国分寺へ行かれたときは、えびすやさん、どないですか。オススメですよ。

ムフフフ、ムフフフ、、、(これまた意味不明)
Posted by こうへい at 2010年05月16日 18:43
ほんま、どういう意味なんでしょうねぇ、その含み笑いは。
前にもお話ししたように、私は野宿、宿坊、ビジネスホテルの利用が多いので
洗濯は手洗いか自動洗濯機で済ませることが多いです。
宿で洗濯してもらったというケースが殆どありません。
カメラの三脚を広げて物干しに使う、という専門家先生に怒られそうなことをやってます。
Posted by まねき猫  at 2010年05月20日 16:49
◆まねき猫様
>ほんま、どういう意味なんでしょうねぇ、その含み笑いは。

いや、まねき猫さんも一度洗濯物をひったくられてはどうかと思いましてね、、、。ほんま、ビックリしまっせ。
、、、と思っていたら、まねき猫さんからのコメントが洗濯に関連することだったので、逆にビックリしています。察しておられたのかな?、、、。
Posted by こうへい at 2010年05月21日 21:46
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