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2010年03月08日

四国へんろ【165】 うどん三昧 その1

いただきますと手を合わせ、モグモグとアン雑煮うどんを食べ始める。うっ、、、ウマイ、美味いぞこれは、、、。このモチモチとした食感。さすがは餅屋だけのことはある。こんなうどんは初めて食ったかもしれない。

さらにう〜んと唸ったのは、アンコ入り餅とのコラボである。これがまた実に美味い!。アンコの甘みとうどんのダシが絶妙にマッチしているのだ。うどんにお餅が入った「力うどん」は有名だが、アン餅がこれほどうどんに合うとは思わなかった。

だがこれも、ココのアン餅がもともと美味いからこそなのだろうし、うどんに合うアン餅を研究し尽くしたからこそ出せる味なんじゃないかなと思った。

あっという間に食べ終わり、ダシ汁もすべて飲み干した。いやぁ美味かった。満足、満足。

さぁ行くかと席を立つ。そしてレジでお代を払う際、「歩きへんろさんですね。どうぞ。」とアン入りのお餅を2つ(ひとつはよもぎ)お接待でいただいた。ありがたや。ありがたや。。

大満足で店を出た。そして財田川に沿ったへんろ道を歩き出す。前方には小柄な若い女性へんろさんが歩いていた。そう言えば先ほどのお店で食事をしていた女の子だ。しばらくその女性のうしろ姿を見ながらてくてく歩く。

やがて70番本山寺に到着。時刻は10時過ぎ。本堂の左手に建つ五重塔を繁々と見つめる。そして参拝納経を終え、次の71番弥谷寺(いやだにじ)を目指す。

国道11号線を快調にウキウキしながら歩く。なぜにウキウキしながらなのか。そう、もう頭の中はうどんのことばかりで、これからうどん三昧な日々が続くかと思うと、嬉しくて仕方なかったのである。

やがて六ツ松亭という讃岐うどんのお店の前に来た。駐車場が広い。その片隅で小休止を入れる。そしてかなくま餅うどんでいただいたお接待のアン餅をひと口食べた。これがまためちゃくちゃ美味い。あまりの美味さに一気に2個とも食べてしまった。

再び国道11号線を歩き出す。天気は快晴。5月とは言え、なかなかに日差しも強い。汗もどんどん噴き出して来る。やがて国道11号線を離れ、県道221号線に入った。

この頃時刻は昼を過ぎ、そろそろ昼食タイム、いやいやうどんタイムである。事前の下調べで、この先に「かつや」という讃岐うどんの店があることはわかっていた。当然にソコで昼食の予定である。

途中で地元の住民に声をかけ、「かつや」の場所を尋ねた。「このまま少し行った先を左に向いたら見えるよ。」

その言葉通り、少し広めの道に出て左に目をやると「かつや」が見えた。と同時に見覚えのある女の子が目に入った。かなくま餅うどんにいた女性へんろさんである。彼女はかつや方面から歩いてきて、弥谷寺のほうへ向かっていった。

ハハァ〜ン、あの子もかつやでうどんを食べてたんだな。うん、きっと彼女もうどん好きに違いない。またこの先どこかで会えたなら、是非うどん&おへんろ談義でもさせていただきたいものだ。

彼女のうしろ姿を見送り、私はかつやの店先まで来た。その店先にはなぜかバスケットボールのゴールがあった。うどんとバスケット、、??。妙な組み合わせに首を傾げながら店内に入った。

店内はひろくほぼ満席に近かった。なかなかに流行っているお店のようである。そして店員の女性に案内されて、奥のテーブル席に座った。

さて讃岐うどんの第2弾である。何にしようかな。暑くて汗もけっこうかいていたし、ここは冷やし系のものでいこうか、、と、醤油ぶっかけうどんの大を注文した。

そして「ハイ、どうぞ。」と出てきたうどんを見て、ビックリ。な、なんじゃ、こりゃぁ!

目の前にあるのは、うどんの麺だけ。つけ汁も何もない。ただうどんだけなのである。それも大を注文したので、大皿にデーンと盛られている。そしてうどんの麺一本一本がやたらに太い。

しかし注文したのは醤油ぶっかけうどんのはずである。こんなただうどんだけを目の前に置かれても・・・。

こりゃきっと間違えたんだろうな、と思って、店員さんに声をかけた。

「あのぅ、すみません、醤油ぶっかけうどんを注文したんですけど・・・。」
「あぁ、それに醤油をかけて食べてください。」
「へ?・・・・」

店員さんは忙しそうにその場を離れていった。しばらくあっけにとられて目の前のうどんを見つめる。

これにただしょうゆをかけて食うの?。へぇ〜、驚いた。こんなうどんは見たことも食ったこともないぞ。

取り敢えずテーブルの上に置かれていた醤油を適当にかけ、全体にまぶす。そして怪訝な面持ちで一口ズズーッとすすって食べてみた。

ムムッ、、、こ、これは、、、美味い、美味いぞ、めちゃめちゃ美味い!

ズズーーッ、ズズーーッ、モグモグ、モグモグ、ズズーーッ、ズズーーッ、モグモグ、モグモグ、、、。

まさに絶品であった。



posted by こうへい at 01:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うどんのはしごですか、よ〜く分かります。
歩いて腹が減っていると次に見かけたらどうしても入りたくなります。
私は六ッ松から少し先、高瀬警察署の前の「うどん○○」に入りました。
暑かったので冷やしうどんを注文して、食べ終えて支払いをしようとしたら
「お接待します」と代金を受け取ってもらえませんでした。

2巡めは天ぷらうどんときつねうどん(けつねうどんとちゃうで)を食べて、
前回のお礼を言ってちゃんと代金を払いました。
さすがに2回めのお接待は遠慮してしまいました。(気をまわし過ぎ?)
Posted by まねき猫 at 2010年03月08日 18:38
私も「ウチは本来餅屋ですよ」と言われた覚えがあります。何のことか
分からず、ハァ?と反応しただけでした。お雑煮の餅と同じく焼き方も
おいしく食べるコツがあるのでしょうね。
私は朝「もとやま駅」から歩きを再開したのですが前を行くまだ若いよ
うな、ええい!ここはおまけだ!若い女性が本山寺までゴミを拾って
歩いていました。本山寺に着くと、そこでカキピーをお遍路さんに配って
いました。このような人によって遍路道が清掃・維持されているのですね。
「県道221号線」ってのは農道のように狭くありませんでしたか?
>「あぁ、それに醤油をかけて食べてください。」
麺で勝負という主義なのでしょう。卓上の醤油は麺専用に作ってあるので
しょうね。まさに、ぶっかけうどんです!

このあたりは地図を見ても歩いてみても、溜池がじつに多いですね。
そして溜池には水分の蒸発を遅らせるためか水草が覆っていましたね。
Posted by よし男 at 2010年03月08日 23:20
◆まねき猫様

>高瀬警察署の前の「うどん○○」
ハイハイ、ありますねぇ。ここもチェック済みでしたが、お接待してもらえるとは知りませんでした。

>さすがに2回めのお接待は遠慮してしまいました。(気をまわし過ぎ?)
そりゃ気をまわし過ぎ、、、たんじゃないでしょうか。
基本的にお接待は断っちゃいけないわけですからねぇ。その点私なんか、お接待してもらえると知ってうどんを食べに・・・。ハハハ、またそのことは本文で書きますね。

しかし、、、けつねうどん、、(笑)、。久しぶりに聞きました。そう言やぁ、そんな言い方してましたね。これって関西だけで使われる言葉なんでしょうか。
Posted by こうへい at 2010年03月09日 22:47
◆よし男様
>若い女性が本山寺までゴミを拾って歩いていました。
まぁまぁ、若い女性がそのようなことを、、、。ありがたく思うとともに、私たちも見習わなければなりません。

>「県道221号線」ってのは農道のように狭くありませんでしたか?
そうですね。確かに狭かった印象はあります。が、当時は県道を歩いているなんて思ってませんでした。

>麺で勝負という主義なのでしょう。
まさしく、そうです!。麺にそうとうな自信があるんでしょうね。でなきゃ、あんな出し方はできません。醤油も麺専用の特製のものだったかもですね。とにかく美味かったです。
Posted by こうへい at 2010年03月09日 22:53
こうへい様

じつは当日、私もペットボトルを拾いながら歩いたのです。最近は
ゴミ箱・バスケットは設置しないところが多く、ペットボトル、空き缶
が路肩に捨ててあるのを見かけます。
メチャ散らかっていると拾う気にもなりませんが、少しだと目立つので
拾うこともあります。いずれ自販機まで行けば空き缶入れがあることが
期待できますので。
「恐るべき讃岐うどん」という恐るべき題名の本があるくらいで、表面は
さりげなくても、うどん屋間で競争意識が強いのではないのでしょうか!?
香川は全麺戦争状態かもしれませんよ!
Posted by よし男 at 2010年03月09日 23:25
◆よし男様
そうそう、確かよし男さんもへんろ小屋の掃除やらトイレ掃除なんかをしたりしながら歩かれてるんですよね。素晴らしい心がけです。私は取り敢えず自分のゴミだけはそのままにしないように、、、、というのが精一杯でした。

「恐るべき讃岐うどん」とはどういう意味で”恐るべき”なんでしょうねぇ。その本、興味があります。見つけたら一度読んでみたいと思います。
Posted by こうへい at 2010年03月10日 23:17
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