2007年1月4日(木) 5時30分起床。
そそくさと身支度を整え、旭屋を出たのは6時前。56号線を少し戻って、川沿いのへんろ道に入った。外はまだ薄暗い。懐中電灯を片手に川沿いをてくてく歩く。少しして、左へ上る山道に入っていった。
ヒーフー言いつつ坂道を上り、なんとか柳水大師に到着。ここで小休止。そして次の清水大師でも小休止。時刻は7時30分。この頃にはすっかり夜も明けていた。
ここからは下り坂で、ピッチも早まる。しかしまた道を間違えないようにとしっかり顔を上げ、慎重に下っていく。しかしけっこうバテバテ状態で、山の中腹のへんろ小屋でまた小休止。
あ〜、腹が減った。ベッタリと椅子に座り込む。というのも、この日は朝食をキャンセルしていたのだ。ホントは食べていきたかったのだが、旭屋の朝食時間がちょっと遅め(確か8時頃だったような・・・)だったので、出発が遅れるのが嫌だったのである。
しかしこれまで朝食をキャンセルして朝早く宿を出たことは何度もあったのに、この日だけはやたらに空腹を感じる。なぜだろう。わからない。宿を出てからすぐの自販機で買ったペットボトルのお茶も、ちょうどなくなってしまった。
そう言えば、T君は朝食を食べてから出発するようなことを言っていた。ちょうど今ぐらいの時間に宿を出ただろう。しかし今からではさすがにスーパー健脚なT君とは言え、途中で追いついてくることもないだろう。
なんとか気合を入れて、再び山道を下り始める。そして無事ふもとの国道56号線まで下りてきた。時刻は9時過ぎ。その56号線を横切り、川沿いのへんろ道に入っていく。
しばらく行くと、川を渡る橋があった。その脇に、橋を渡った向うにへんろ小屋があるといった看板がかけられていた。橋の向うには国道56号線が見える。そして確かにへんろ小屋らしき建物も見えた。
取り合えず寄って行こうかと、私はへんろ道をはずれ、橋を渡って、56号線に出た。そこにあったへんろ小屋であるが、真新しくてとてもキレイなへんろ小屋だった。地図を見ると、その地点にへんろ小屋のマークはない。まだ完成して間もないのだろう。
そしてありがたいことに、そこにはお接待用のみかんやお菓子・飴玉などが置かれていた。腹が減っていた私は、他人の迷惑を顧みず、そのみかんを3つも一気に食べてしまった。(皆さん、ごめんなさい)
そのへんろ小屋でちょっと長めの休憩を取り、再び橋を渡って、へんろ道に戻った。やがてへんろ道は国道56号線に合流。そしてふと前方にサンクスの看板が見えた。
やったー! コンビニだー! やっとメシにありつけるぞー!
そしてサンクスでおにぎりやらソーセージなどを多めに買う。そこから少し行ったところにちょっと大き目のバス停(宇和島バス岩松駅)があったので、ここで食おうと待合室の中に入った。
が、中は乗客待ちの人でいっぱい。そそくさと外に出る。すると、バス停の建物の脇に空いたベンチを発見。そこにどっかと腰を下ろし、ちょっと遅めの朝食兼昼食タイムとなった。ふぅ〜、おかげでなんとか生き返った感じがした。
地図を開いて現在地を確認する。この先少し行くと、長ーーいトンネルがあるようだ。松尾トンネルである。地図の説明書きを見ると、その長さは1,710m、通過所要時間は約27分とある。ヒェ〜、長い。
しかしパン屋の手前を左に入り、旧国道を通って山を越えていくルートもある。私は迷わず山越えのルートを選んだ。グニャグニャと蛇行する旧国道をエッチラオッチラと上っていく。そして無事山を越え、再び56号線に合流したのが14時過ぎ。
空腹を満たせたおかげか、元気も出てきてその後の足の運びも快調になってきた。やはり腹が減ってはナントヤラである。
やがて街並みは賑やかになり、宇和島市の中心街に入った。そして宇和島城近くの宇和島バスセンターで小休止。時刻は16時30分頃だったろうか。
その後、網の目状に区画された市街地中心部をウネウネと過ぎていく。この辺りは、へんろ道を示す赤い矢印のシールが電柱のあちこちに貼られていてとても歩きやすかった。おかげでまったく迷うことなく中心街をすり抜けることが出来た。
そして日も暮れた17時30分頃、今日の宿であるクアライフ宇和島に無事到着。着いてからビックリしたのだが、この宿はプールやボーリング場なども併設されている大きなホテルで、一般的なへんろ宿の印象とはほど遠く、着いた当初はホントにここでいいんだろうかと入るのにちょっと躊躇してしまったほどだった。
チェックインして鍵を受け取り、部屋に向かう。そして鍵を差し込み、ドアを開けようとするのだが、なかなか開かない。押しても引いてもダメだ。なんだ、このドアは・・・。建てつけが悪いのか。早く開きやがれ、このヤロー!
イライラしながらガチャガチャとドアと格闘していると、隣の部屋のドアがガチャリと開いて人が出てきた。その人を見てまたビックリ、、、。
、、、、えっ!、、、、ま、まさか、、、、。
隣の部屋から出てきたのは、ナントT君だったのである。
2009年05月31日
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>歩きへんろをしている実感は峠道が断然強いですし、
その通りですよね。私も断然、山道のほうが好きです。
でもココの峠道はず〜っとアスファルト道でした。
>T君がもう先着していた? もしかして、へんろロケの俳優さんのように、途中は自動車で移動した?
自動車でってことは、まずないと思いますけど・・・。
ま、続きは本文のほうで、、、ということにさせてください。