T君は、しばらく私に付き合ってくれたあと、部屋のほうへ上がっていった。
店内では、私ひとりが食事をしている。正月3日ということで、一般客も少ないようだ。私も到着が遅れて、宿に迷惑をかけている。早めに食べ切って部屋に上がろう。
、、、と思いつつ、なんとなく道路に面した窓際に大きなポスターが貼られているのが妙に気になった。それはひとりの女性演歌歌手のポスターだった。
名前は「山本智子」。私はけっこう演歌も好きで、NHKの『歌謡コンサート』とかいった番組をよく見たりもする。しかし山本智子という名前は聞いたことがなかった。
ちょうど宿のご主人がテーブルの側を通りかかったので、何気にポスターのことを尋ねてみたら、「あぁ、その子はねぇ・・・」とご主人がいろいろと話してくれた。
山本智子さん。「ともこ」さんかと思っていたら、「さとこ」さんだった。彼女は、この旭屋がある愛南町の出身で、実家もここからそう遠くないとのこと。幼い頃の彼女をご主人も知っているらしく、東京に出て、プロ歌手としてデビューするぐらいだから、小さい頃からそうとう歌が上手だったらしい。
「山本智子さんですか。NHKの歌番組とかよく見るんですけど、う〜ん、見たことないですねぇ。」
「BSのネ、『日本の歌』っていう番組があるでしょ。あれにはけっこう出てるんですよ。」
ご主人は話にだんだん熱が入ってきて、いつの間にか私の対面にすっかり座り込んでいた。そこへ奥さん(女将さん)もやって来て、二人して一生懸命話し出す。お二人とも小さい頃の智子さんをよく知っていらっしゃるようで、我が娘のように可愛くて仕方がないのだろう。
ただ演歌は最近、というかココ何年もヒット曲らしいヒットがない。藤あや子や香西かおりといった有名どころでもそうである。演歌にとってまさに氷河期の時代。智子さんもきっと苦労しているに違いない。良き歌に恵まれたらいいのだが・・・。
そして私は、ご主人と女将さんの熱っぽい口調にほだされて、
「そうですかぁ。これも何かのご縁ですから、僕はこのあと智子さんのヒット祈願も兼ねて四国をまわらせてもらいますよ。」
ついそんなことを口走ってしまった。ニッコリ微笑むご主人と女将さん。その嬉しそうな笑顔が忘れられない。
ということで、ささやかながら山本智子さんの応援を兼ねてご紹介を・・・。
山本智子オフィシャルサイト
彼女は昭和53年8月10日生まれ。年本命は四緑木性。早年運の木性系である。そしてWikipediaによると、1999年のデビュー曲「海峡花火」で第41回レコード大賞新人賞を受賞したとある。さすがは早年運。まずは順調な歌手人生のスタートが切れたのだろう。
だが演歌の氷河期の波は、そのうねりが激しいようである。また今年(2009年)の彼女は運気的には『衰旺(すいおう)』といって、衰運旺盛なときに当たる。そして来年(2010年)は、女の厄年。う〜ん、厳しいかなぁ・・・。
勝負は、女の厄が明けた2011年以降だろうか。頑張ってほしいなぁ。いつか年末の紅白に出られることを祈りつつ・・・。 南無大師遍照金剛
2009年05月29日
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ビジュアルでは和服がよく似合う女性歌手は多いし、苦節十余年の末、遂に成功しクレオパトラになったふくよかな歌手もいる。ヒットが遅れてもポップス歌手と異なり、中年になっても現役で活躍できる。忍耐強く続けることが大切なのでしょうね。
山本智子さんは、ウチの遠戚にあたるかも知れません。
>最近の演歌は、演歌の欠点である旋律、音階が殆んど似た曲が多いことでしょう。
そうですねぇ。どれもこれもって感じはしますねぇ。曲もそうなんですが、詩の内容もね、なんというかイマイチなものが多く感じます。
昨年ヒットしたジェロの「海雪」、そして現在ヒット中の秋元順子さんの「愛のままで・・・」。
どちらもイイ歌で、ジャンルとしては演歌に分類されているようですが、どっちかっちゅうとムード歌謡に近いです。
ま、どっちでもイイんですけどね。イイ歌だから。
>山本智子さんは、ウチの遠戚にあたるかも知れません。
マジですか!!。そういやぁ、よし男さんはYamamotoさんだったんですよね。
智子さんもビジュアルはイイので、曲にさえ恵まれれば、伍代夏子やら長山洋子らの美人演歌歌手の仲間入りが果たせるんじゃないかなぁ。
ホント頑張ってほしいです。
>マジですか!!。
冗談です。しかし両親は愛媛出身で、両親の親も愛媛出身ですから辿って
行くとつながりがあるかも知れません。ふつう同姓赤の他人と言うでしょう。
私の歩きへんろの切っ掛けは墓参りでした。
なぁ〜んだ、そうでしたか。ま、山本姓は全国的にも多いですからねぇ。
そう言えば、うちの母方も愛媛出身でした。