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2009年04月27日

四国へんろ【106】 雨の真念遍路道 その2

ザーザーと降りしきる雨。これ以上待っても仕方がない。今日はずぶ濡れ覚悟だ。さぁ行くか。

バス停を出、再び歩き始める。少しして広い駐車場を擁するドライブインが見えてきた。ドライブイン水車である。そこには大きなトイレと休憩スペースも隣接されていた。

シマッタ。ここで休憩できたんだ。何もあんな狭ッ苦しいバス停で休憩しなくてもよかったのに、、、。

チクショーと思いつつ、取り敢えず小用はたしておこうとトイレへ。そして雨足が先ほどよりけっこう激しくなってきたこともあって再びの小休止。しかしこの雨、気が滅入るなぁ・・・。

地図を開いて行程を確認する。今日の行程は、安宿から38番延光寺まで。その距離およそ30km。私にとってそれほどキツイ距離ではないが、途中に真念遍路道を通っての峠越えもある。決してラクではないだろう。

今日の宿は、昨夜のうちに延光寺門前の「民宿へんくつ屋」に予約しておいた。門前なので納経時間をそれほど気にすることはない。遅れても、翌朝一番に参拝すればいい。そう思うと少し気がラクになった。

ドシャ降りのなか、再び歩き出す。すぐに大きなY字路があり、「左へ 延光寺」の赤いへんろ札に従って進んでいく。そしてまたすぐ左手に「真念庵」へ向かう登り口があった。

ちょっと寄っていこうかと思ったが、なぜか足が止まってしまった。そこはけっこう急な上り坂になっていて、先ほどからの激しい雨で、雨水がさしずめ小川のようになって坂道を流れ落ちてきていた。

思わず行く「気」が萎えてしまう。真念庵はすぐそこなんだろうけど、、、、ハァ、、、とため息をつきつつ、結局そのまま素通りすることに。
またすぐに真念庵の納経所となる山本ストアーの前を通るが、どうも営業している風ではなかった。個人商店っぽいし、何しろ今日は正月2日なのだ。正月休みを取っているのも無理からぬことだろう。

山本ストアーを過ぎ、県道を左に折れていく。そこからはダラダラな上り坂が延々と続いていた。1時間ほど歩いて、成山の集落に入った。そろそろ休憩も入れたい。地図によると集会所もあるようだ。そこで休憩できるだろう。

しばらくして左手に集会所らしき建物が見えてきた。しかし確かにそこは集会所ではあったのだが、近辺に休憩所どころか雨宿りできるようなスペースもなかった。

雨は相変わらずのドシャ降りが続いている。オイオイ、当てがはずれたな、、、とガックリしながらも、重たい歩を進めていく。しばらくすると、右手にどう見ても廃屋としか思えない平屋の建物が目に入った。その奥の軒下に雨をしのげる縁側もある。あそこに座れるじゃないか。勝手で申し訳ないが、ちょっと休憩させてもらおう。、、、と、その敷地内へノコノコと入っていった。

リュックを降ろし、ポンチョも脱いで縁側にへたり込む。ふぅ、、、しかしこの雨、マイッタなぁ・・・。夏場のさんさんと降り注ぐ太陽光線には体力を奪われるが、この激しい雨にはヨッシャーという気力を奪われるようなそんな気がしたものだった。

しばらく休んでいると、年齢は60代ぐらいだろうか、目の前の道にひとりの女性が歩いて近づいてくるのが見えた。この集落のいわゆる地元の人だろう。勝手にこんなところで休んで怒られないかと、思わず緊張が走る。そして女性と目が合う。緊張してかなぜか声も出ない。深く頭だけを下げた。

するとその女性はニッコリ微笑み、軽く会釈をして通り過ぎていってくれた。はぁ、、怒られなくてヨカッタ〜。

ホッと一息、、、とともに、安心した私はまたグッタリとうなだれてしまったのだった。




posted by こうへい at 00:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや、いや、これは大変ですね。雨だけでも不快なのに冬と来た。これも修業?
休憩場所が予想できないので、不便ながら休んだ後、再び歩き始めたら立派な休憩所とかトイレがすぐ見つかって気持ちがくすぶってしまうこと、結構ありますね。
>塀と屋根に囲まれた小さなバス停:
とは言え、カビ臭かったりで悪臭があり、快適とはいかないことが多いです。真念庵へのコースは、実際には同行二人地図表示よりもずっと46号線に接近していました。というか、ほとんど平行しているようです。
ヤブを通して道路が見えたくらいです。しかもドライブイン水車の右側に階段で降りることになります。
雨天時、大樹があれば「寄らば・・・・」と思うのですが、道路際に都合よくは滅多にありませんね。  
挨拶が大切ですね。都会人のように、視線をそむけたりしたら怪しまれます。
Posted by よし男 at 2009年04月27日 21:13
◆よし男様
>いや、いや、これは大変ですね。雨だけでも不快なのに冬と来た。これも修業?

いやホントに大変でしたよ。
でもいま思い出しても、寒い!って感じはほとんどなかったんです。
それは不思議というか、幸いでした。

しかし真念庵、、、、残念でした。あんなドシャ降りじゃなければ、絶対行ってたと思うんですよねぇ・・・。
そうかぁ。ドライブイン水車から真念庵に続く階段があったんですねぇ。地図を見たら確かにそんな感じになってるようですナ。
よくわかってませんでした。、、、チクショー・・・。
Posted by こうへい at 2009年04月27日 22:51
雨が降るとテンションだだ下がりですよね。
幸いなことにこれまでお遍路中に土砂降りには遭ったことがありません。
これも日ごろの行いでしょうか?ですよねー?( ̄▼ ̄*)ニヤッ
でも、「雨でも風でもアラシでも歩くのが遍路である」って、宿のご主人に諌められたことがありました。天気で一喜一憂してるようじゃぁ、まだまだダメなんですねー。でも、雨だとテンションあがらんもんねー?
Posted by はりQ at 2009年04月30日 13:54
◆はりQ様
まぁ、水もしたたるナントヤラて言いますでしょ。
ちなみに思わずこんな歌が頭の中に流れてきました。

  あめに〜 ぬれなが〜ら〜 たたず〜むひとが いる〜 ♪♪

>これも日ごろの行いでしょうか?ですよねー?( ̄▼ ̄*)ニヤッ

そうでっか、そうでっか。いやいや、そうでっかーー!!
ほなまぁそうゆうことに、しておきましょーー!!

・・・ってことは、ウワサ(?)の100均ポンチョはまだ使てはらへんのですナ。
けどネ、はりQさんのお四国はまだ4分の3近く残ってるんでっせ。
そのうち必ず、、、、、 ( ̄▼ ̄*)ニヤケガエシ



Posted by こうへい at 2009年05月01日 00:16
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