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2009年04月21日

四国へんろ【104】 万次郎の故郷を歩く

今日の宿である安宿(あんじゅく)目指して、山道のへんろ道をてくてく歩く。まず向かうは、ジョン万次郎の故郷・中浜地区である。この中浜へ至るまでのルートであるが、実は山道を行かずに県道の海岸線を歩くほうが景色も素晴らしくてイイよと安宿のご主人から教えられていた。

ただ海岸線ルートは少々遠回りになる。まぁ時間もあることだし、それもいいかなとも思ったのだが、私は敢えて山道のほうを選んだ。やはりアスファルトの県道より、土の山道のほうが好きなのである。

やがて山道を下り、県道27号線に合流する。しばらくして中浜地区に入った。この辺りで適当に座れるところを見つけて小休止。そこへ50代ぐらいの男性歩きへんろさんがひとりやってきた。が、特に会話することもなく、軽く会釈を交わしただけで、その人は先へ歩いていった。

さて行こうかと私も立ち上がる。中浜の港には、何隻もの小さな漁船が停泊していた。ジョン万次郎もかつてココから出航していったのだろうか。

ジョン万次郎は1827年1月1日生まれとのことである。九氣でいえば、年本命が三碧木性、月本命は四緑木性となる。いわゆる木性系の人物であるが、木性系の人物は氣学的に早年運といわれる。

早年運とは若くして大きな運が開けるということで、万次郎も若くして功成り名を遂げた人物であり、もっとも三碧木性らしい人生を歩んだひとりと言えよう。
そのジョン万次郎についてちょっと氣学的見地から述べてみようといろいろ調べたりもしたのだが、どうも長くなりそうなので、いずれ別の機会にじっくり向き合って書いてみようと思っている。

さて、それから中浜地区を抜け、再び山道に入った。そして小1時間ほどかけてノンビリ山歩きを楽しみながら、再び県道27号線に合流。入りくんだ小さな湾にかかる橋を渡り、突き当りを左折する。この辺になってくると土佐清水市中心街も近くなり、町並みは賑やかになってきた。

少し行くと、大きなレストラン&みやげもの店が見えてきた。足摺黒潮市場のようだ。時計を見ると12時前。ここで昼食にしようと店内に入った。このとき何を食べたかはよく覚えていない。確かカレーライスを食べた気はするのだが・・・。

食後、広い駐車場の端の石塀に座って地図を取り出す。ルートを確認していると、ひとりの観光客の女性から頑張ってねと励ましの言葉をかけられた。

そしてT字路を右に折れ、国道321号線に沿って歩き出す。以布利トンネルを抜け、さらに進むと、なんとなく見たことのある風景が広がってきた。どうやら打戻りのルートに出たようである。

もう少し行くと大岐海岸がある。ヨシッ、今度もまたあの美しい砂浜の海岸線を歩いてみよう。、、、、、と思っていたのだが、ボケ〜っとして歩いていたのか、砂浜へ下りていく入口を見過ごしてしまったことにしばらくして気づいた。

しまった。、、、、戻ろうかどうしようか、、、、とも考えたが、ま、いっか〜、面倒くさいし、、ということで、そのまま国道沿いに歩き続ける。

それからしばらくは逆打ちの形で歩くことになったが、途中に出会うおへんろさんもこれといった出来事もなく、16時頃、無事安宿に到着。風呂に入り、夕食の時間まで部屋でゆっくりノンビリ過ごす。

そして夕食の仕度ができたとの呼び出しを受け、食堂へ向かう。ほかに泊り客もいたようだが、おへんろさんは私だけだったようだ。

安宿のご主人とおへんろ談義しながら美味しく夕食をいただく。その際、ご主人から珍しい物を見せてもらった。それは古〜いおへんろ地図だった。確か昭和30年代のものだったと記憶している。
いちおう小冊子のようになっていたのだが、その中味はミミズが這っているようなグニャグニャした一本道が描かれただけの非常に簡素な地図だった。これでちゃんと歩けるのかと思ったが、当時としてはそれこそ貴重な道しるべとなったことだろう。

道しるべといえば、古くは「真念法師の道しるべ」が有名である。真念法師とは江戸時代の僧侶で、1687年(貞享4年)に「四国遍路道指南」という、当時としては本格的なへんろ案内記を著した人物である。

その真念が歩いたへんろ道として、「真念遍路道」という道が残されている。それは次の39番延光寺に向かう途中にある。

延光寺へのルートはほかにいくつかあるが、私は以前からこの「真念遍路道」はぜひ歩いてみたいなと考えていた。翌日はいよいよその道を歩く予定。とても楽しみである。




posted by こうへい at 01:43| Comment(9) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
金剛福寺からは、大体3ルートがあるので、どのルートを行かれたのか興味がありました。  中央の348号ルートは完全に山中の山尾根のようで避けたくなります。 今回はさらりと記述されていますが、距離的には、かなりのものですね。大岐海岸へ下る入口は、ハッキリしているところは、数箇所だけだと思います。他は、ちょっとしたヤブの裂け目ではないですか?

さらば大岐海岸よ、また来る日まで、 ですね。
Posted by よし男 at 2009年04月22日 00:22
◆よし男様
>さらば大岐海岸よ、また来る日まで、 ですね。

まぁ前日に大岐海岸は、堪能し過ぎと思うほどに堪能しましたからね。
そのときの良いイメージのまま、それだけが私の頭に残っているので、逆にヨカッタかなとも思っています。
行ってみたら、人がウジャウジャ居り〜の、足跡もたくさん残っており〜の、ゴミも散らかってたりしぃ〜の、、、、となってたら、せっかくの美しきイメージが崩れ去ってしまいます。

でも、そんなこと言ってたら、二度と大岐海岸へは行けませんナ、、(汗)。
Posted by こうへい at 2009年04月22日 00:58
高知県って、エライさんの像が多いですね。
室戸岬のシンタロー、足摺のジョン万、桂浜のリョーマ。
室戸岬まで下りていくのがおっくうで(また上ってこないといけないってのがどーも…)シンタローは見送ってしまいましたが、ジョン万にはお会いしたいなーと思ってます。でもまだまだ先になりそーです。(TT)
Posted by はりQ at 2009年04月23日 10:31
◆はりQ様
い、いらっしゃ〜い!(桂三枝風)
室戸岬の24番最御崎寺は山の上にありましたやろ。
けど、足摺岬の38番金剛福寺は県道沿いにありますねん。
そやから、金剛福寺に行くには必ずジョン万次郎の銅像の前を通って行かなあきませんねん。
、、、っちゅうことは、行ったら必ず会えるっちゅうことですワ。

そやけどネ、遠いでっせ、足摺岬・・・。なんちゅうても「足」を引き「摺」って辿り着く「岬」ですからねぇ。
ということで、また今年の年末年始に足摺岬、、、どないですぅ〜?
私の替わりに足摺岬での初日の出、リベンジしてくださいませ。
Posted by こうへい at 2009年04月23日 21:54
ジョン万には苦労なく対面できるのですね。楽しみだー。
ジョン万は、たしか小学校の教科書に載っていた記憶があって、「ハーフ?」と思いきや、純国産なのでした。というハナシでしたね。違う?

Nabeさんのためにリベンジするのは自信はありませんが、9月、8月、年越しと3シーズン経験させていただきましたが、年越し遍路が一番カラダになじんだように思います。行くかもよ〜?
Posted by はりQ at 2009年04月24日 16:21
◆はりQ様
ハーフと思たんは、「ジョン」てついてたからとちゃいますのんか。
実は私はそう思とったんでございますけど、、、ハハハ、、、それが、何か・・・。♪〜( ̄ε ̄;)

夏場は暑さで体力が奪われますからね。私も年越し遍路が一番ラクやったような気がします。
行くかもよ〜やのうて、行ってくださいまし。リベンジよろしくっす。
Posted by こうへい at 2009年04月24日 21:32
今回の歩きで、延光寺へのルートをどれにするか散々に迷いました。かなり雨が降ることが予報されていたので旧遍路道ではなく下益野から林道を行くコースを選びました。道が最近整備されているとの話を聞いたので安全かな、と思いましたので。標高H646を通るのできついことはきついのですが急傾斜は無かったです。「〜同行二人」地図で44−1の左端あたりで野宿。このルートはこの先は崖崩れ防止工事をやっていましたが、この工事、延々と今後も続くと思われます。「落石に注意」の掲示板が沢山ありましたよ。
Posted by よし男 at 2010年06月20日 11:35
書きもらしましたが「林道」と言ってもほとんどが舗装されていて、車が楽にすれ違いできる路幅でした。人家は一切なく、日が暮れたら歩きは中止すべきです。
Posted by よし男 at 2010年06月20日 12:59
◆よし男様
下益野から月山神社へのルートじゃなく、ひとつ山を越えて三原村へ抜けるルートを行かれたんですね。

>「〜同行二人」地図で44−1の左端あたりで野宿。

ナントこれまた山ン中じゃないですか。お見それしました。
でも考えてみたら、山ン中でのほうが野宿しやすいのかもしれませんね。人が居なけりゃ、誰の邪魔にもならんでしょうし、、気兼ねすることもなさそうですし、、、。

まぁでも何回も言ってますが、私にゃできんことですよ。
Posted by こうへい at 2010年06月25日 22:32
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