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2009年01月29日

四国へんろ【81】 禅師峰寺から雪蹊寺へ

さて行こうかと立ち上がる。ココから32番禅師峰寺までは約1q。池沿いの遊歩道をのんびりと歩く。そしてほんの少しの山道を登って禅師峰寺に到着。時刻は10時過ぎ。

参拝納経を終え、次の33番雪蹊寺(せっけいじ)へ向かう。その雪蹊寺へ向かうには、種崎渡船場から県営の無料フェリーに乗って向こう岸へ渡るルートと、桂浜方面に浦戸大橋を渡って迂回して歩いていくルートの2つがあった。

私は迷うことなくフェリーに乗るルートで行こうと決めていた。というのも、このフェリー運航が、近々廃止になるようなうわさを聞いていて、廃止になる前にぜひ乗っておこうと思ったからである。
(しかしこのフェリーは、平成21年1月現在も無料で運航されているようである)

禅師峰寺から県道をテクテク歩き、渡船場に着いたのは12時前。時刻表によると、フェリーの運航は1時間に1本。次の便は12時10分。ヨシッ、あまり待たされるようなこともなさそうだ。イイ時間に着いたな。ラッキーである。

すぐ脇に待合室があったので入ってみると、年配の男性へんろさんがひとり待っていた。「こんにちは」と挨拶をして私もベンチに腰掛けた。

久しぶりに会う歩きへんろさんである。しかこの年配男性へんろさん、おへんろガイド本を見入っていて、まったく目も合わそうとしない。一言二言話しかけてみたが、ナマ返事をするだけでガイド本から目を離さない。当然その人から話しかけてくることもなく、結局会話がまったく弾まないまま、ここで昼食のおにぎりを黙々と食べた。

しばらくしてフェリー出航のときが来る。その年配男性へんろさんは、ガイド本を閉じるやスクッと立ち上がり、無言のまま待合室を出ていった。私としては、久しぶりに会ったおへんろさんといろいろ話してみたかったのだが、、、う〜ん、、残念・・・。

他の一般乗客らといっしょにフェリーに乗り込む。向こう岸の長浜までは約5分。甲板に上がって心地よい潮風を感じつつ、ほんの少しの船旅を楽しんだ。

向こう岸にフェリーが近づき、甲板を下りていくと、先ほどの年配男性へんろさんのほかに、出航間際に駆け込んできたのか、もうひとり30代ぐらいの女性へんろさんの姿があった。

しかしこの女性とも「こんにちは」の一言を交わしただけで、フェリーを降りるや、その女性はどんどんと先へ歩いていった。その女性のあとに、年配男性へんろさん、そして私の順番で縦一列に歩いていく。

そして12時30分頃、33番雪蹊寺に到着。境内に入ると、真正面に本堂があった。しかしその本堂前にはズラーっと団体へんろさんの姿が・・・。
少なくとも30〜40人はいただろうか。やがて先達さんと思しき人のリードから全員揃って読経し始めた。

うわぁ、マイッタ。これでは団体さんの声につられてしまって、とても自分の参拝ができない。まぁ仕方がないか。団体さんが終わるまで待つことにしよう。

しかしこの団体さんの読経であるが、先達さんのリード良く、すごくまとまっていて、耳にとても心地よい。その団体さんのひとりひとりもきっと読経慣れしているのだろう。なんだかジワ〜っと心に響くような、ホントに美しい般若心経だった。


posted by こうへい at 01:26| Comment(6) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
種崎渡船場までの道、かなり単調だったと記憶しています。いけどもいけども新高知港は終わらない。といつの間にか、浦戸大橋が見える地点に来てしまいました。無料という渡しも経験したかったけれど、こんな大湾曲している橋も珍しい。どんなになっているのか?と好奇心に駆られて進みました。後悔しました。歩道があるとはいえ、これが狭い!その段差を踏み外すと車道に「落ちる」! 車にはねられる恐怖感がありました。それに歩くというより坂を登る感じで、こりゃぁ歩道としては適していないな、と感じました。橋の中央からは坂を下る感じ。海に落下する危険は、しかし皆無でした。緊急時はともかく、生活道路には適さない。県営フェリーがある理由が分かりました。どうせなら歩道を車道から隔離した構造にしておいたらよかったにぃ!
Posted by よし男 at 2009年01月30日 21:09
◆よし男様
浦戸大橋ってそんなに危なっかしい橋だったんですか。
実は今度またおへんろする機会があったら、必ず浦戸大橋まわりで行こうと思ってるんですよ。
ずーーっと後になってから気づいたんですけどね、浦戸大橋を渡ったちょっと先って、あの坂本龍馬で有名な桂浜だったんですよね。

龍馬像や記念館もすぐ近くにあるらしいじゃないですか。
室戸岬では中岡慎太郎像、足摺岬ではジョン万次郎像を見ましたけど、坂本龍馬像を見逃したのは、ちょっと残念でした。
Posted by こうへい at 2009年01月31日 00:43
坂本龍馬なくして高知の経済は成り立たないのではないかな?
短い生涯で奇跡的な政治手腕を発揮した男!  死してなお!
ああ、鞍馬天狗を隊長とする1個大隊で新撰組などのテロリスト
集団から守ってあげたかったよう!

この浦戸大橋、子供や、大きな荷物を背負っての歩行は危険です。
なにせ虹のように湾曲しているので向こうから来る車が見えにくい!

Posted by よし男 at 2009年01月31日 15:02
◆よし男様
>坂本龍馬なくして高知の経済は成り立たないのではないかな?

かもしれませんねぇ。空港名にも名前ついてますし、、、。
昨年の大河ドラマ「篤姫」での玉木宏も好演でした。

しかし浦戸大橋が虹のように湾曲した橋とは、、、。
ますます興味が湧いてきました。
その形にはそうする何か意味があるんでしょうか。
何なんだろう、、、、???
Posted by こうへい at 2009年01月31日 23:47
建設されたのが昭和47年とのことで当時の技術としては現在のような鉄橋は作れなかったのかな、と思います。橋下(「はしもと」ではない!)を高知港へ大型船が出入できるように高くする必要があったらしいです。当時として日本最長の230m橋桁間を実現するために力学的に堅牢なアーチ型にしたのでしょうね。そうでなくても風が吹く高所で、風が強いと車道へ落っこちそうで、友達とおふざけをして渡ることは厳禁です! 東京・横浜・大阪近辺にあれば形状が東京湾の「レインボーブリッジ」よりずっと虹に近く、人気スポットになったでしょうね。いまのままで渡し舟を廃止し、歩行者がこの橋しか使えなくなれば、橋上での交通事故が多く発生し、当局は轟々の非難を浴びるでしょう。解決策は歩道の拡張・ゆるやか坂化・防護工事をすること。大した費用もかからんと思います。Yes!We can!
Posted by よし男 at 2009年02月06日 00:28
◆よし男様
浦戸大橋のこと、いろいろ教えてくださってありがとうございました。
実は今週アタマに千葉県のほうへ出張してましてね、東名の横浜町田を降りて首都高湾岸線からアクアラインを通って行ったんですけど、湾岸線を走ってていくつか長ーーいアーチ型の橋を渡りました。(アレがもしかしてレインボーブリッジ?)
もう横風がメチャ強くて何度もハンドルをとられて恐かったです。
浦戸大橋も風強そうですね。歩いて渡るときは慎重に、、、。肝に銘じました。
Posted by こうへい at 2009年02月06日 22:27
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