☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2009年01月18日

四国へんろ【78】 重たいお接待

足湯を出て、再び28番大日寺に向けて歩き出す。

それからまもなくして大きなリュックを背負った逆打ちへんろさんとすれ違った。その人は30代前後の男性だった。マットなども背負っていたので、野宿しながらの逆打ちなのだろう。そして互いに近づき、目と目を合わせて微笑みながら言葉を交わす。

「あ、逆打ちですか?」
「ハイ、そうです。」
「あのホテルの外に無料の足湯がありますよ。」といって、高知黒潮ホテルを指差す。
「え、そうなんですか!」
「ええ、ついさっき僕も入ってたんですけど、一人やったから、いま行ったらたぶん貸し切り状態ですよ。」
「わぁ、ホントですか。イイこと聞いたなぁ。」
「そやからゆうて入浴したらあきませんデ。(笑)」
「アハハハ、わかりました。ありがとうございました。」

そんな冗談を言い、互いに手を振ってにこやかにすれ違っていった。

やがてアスファルト道から脇道に入り、ほどなくして大日寺に到着。時刻はちょうど12時前。参拝・納経を終え、納経所を出ようとしたところで、いっぱいの納経帳や白衣、掛け軸などを抱えた人が納経所に駆け込んできた。どうやらとある団体さんが到着したようである。

山門を出た目の前にへんろ用品店があり、その脇にベンチもあったので、ココで昼食休憩を取った。そして今日の宿を決めようと地図を開く。今からだと「サンピア高知」当たりまでが適当かと考え、予約の電話を入れて、無事宿泊OKの返事をもらう。

しばらくしてそのとある団体さんご一行が参拝を終えてへんろ用品店にやってきた。そして皆でワイのワイのとおしゃべりしながらおへんろ用品を品定め。なんとも賑やかなことである。観光地でのみやげもの店などでよく見る風景と変わらないなぁ。でもこれもおへんろのひとつの形なのだろう。楽しげな様子にほっこりと心が和む。

やがて団体さんが去り、静かになったところで私も立ち上がり、歩き出した。

次の29番国分寺、そして30番善楽寺までは、それぞれに7.5q、6.9qと、遠くもなく近くもない距離である。

そして29番国分寺へ向かう途中のこと。場所ははっきり覚えていないが、その途中で2回もお接待を受けた。そのうちの2回目のお接待であるが、農家のおじさんから「荷物になるかもしれんけど・・・」と言われて、大きな袋にいっぱいのみかんをいただいた。

今回は初日から2回も続けてお接待が受けられるとは、、、。ありがたや、ありがたや。天候も秋晴れの空の下。何かとてもイイ気分だった。

しかしこのみかんだが、ずっしりと重い。いったい何個入っているんだろう。少なくとも20個以上はありそうだった。

歩いていると、その重さがだんだんキツクなってくる。そして、杖を持つ手と何度も何度も持ち替える。こりゃキツイぞ。少しでも食べて減らさなければ・・・。

それから休憩時に3つ、やがて国分寺に着き、参拝納経を終えてからまた3つと、立て続けに食べた。これが真夏のノドが乾いているときなどであれば、一気に減りそうなものであるが、10月ということで、それほど汗をかくようなこともなかった。

両腕ともかなりダルくなっている。何度も持ち替えるのも面倒くさくなってきた。ということで、みかんを袋からばらして、一個一個リュックの中に入りそうなところへすべて詰め込んだ。リュックを背負うとずっしりとその重さが肩と腰にかかる。

途中でおへんろさんに会ったら、少しあげよう。、、、、と思いつつ、30番善楽寺へ向かうが、結局誰と出会うこともなく、善楽寺に着いた。時刻は16時30分過ぎ。結局ここまで思ったより時間がかかってしまった。

そして17時頃に善楽寺をを出て、今日の宿である「サンピア高知」に向かう。宿が見えてきた頃、辺りはけっこう薄暗くなっていた。そして18時前に無事チェックイン。

ふぃ〜、、、疲れたぁ〜。


posted by こうへい at 00:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
四国ではお接待にミカンが最も多く出されるようですね。そして重く感じると他のへんろさんにもらって欲しい。でも、こんなときに限ってなかなか遇わないことがありますね。では自分で食べてしまい胃袋に入れても総重量は変わらないのに、軽くなった気分になります。多分、全体の重心が低くくなり、また手が自由になるので、そう感じるのでしょう。
ミカンを多く持っているときは、今日の昼はミカン定食だい!と思って少しでも多く体内に送り込みます。

団体でのへんろも、またつらいものかも知れません。先導するのは、先達さんで健脚です。それに、みんなに遅れては申し訳ないから、マイペースで歩くことはできないでしょうね。その代わり、とても安全です。
Posted by よし男 at 2009年01月18日 01:00
◆よし男様
これまた素早いコメントありがとうございます。
このときのみかんは、結局自分ですべて食べ切ったんですよ。
2日かかりましたけど・・・。(笑)
なんとか軽くしようと、もう必死でした。

それとこのときの団体さんですが、歩きへんろツアーではなく、普通のよくあるバスツアーみたいだったようで、つらいも何も楽しくて仕方がないご様子でした。
白衣とかも全然汚れてませんでしたし・・・。

でも歩きへんろツアーとなると、確かにつらいかもですね。
Posted by こうへい at 2009年01月18日 02:26
あ、バス利用のへんろ団体ですか。それは、もう観光がトップでしょう。
3コウ(信仰、健康、観光)のうち、健康は私にとっては大事な大事な
財産ですからね。病気になって治療費を払うことを考えると、財産です。
でもあの病気だけはお大師さまに頼るしかない。ガンバルぞ!

「必死」・・・・言えます、そうです、あたってます!
私はミカンの皮と言えども駅やコンビニなど、捨てるべきところまで
持ち歩くので「総量」は変わりません。まぁ、一部タチOoOで廃棄
しますがね。
Posted by よし男 at 2009年01月18日 13:22
◆よし男様
>健康は私にとっては大事な大事な財産ですからね。

いやいやそれは、万人にとっても同じでしょう。人間、健康でなければ何も始まらないし、何も保つことはできません。
しかし、あの病気って・・・?? 
もしかして現在、闘病中でいらっしゃるんでしょうか、、、?
ちなみに、私が実践している「氣学」では、吉方位の温泉地とかに行って養生したりする方法があります。

私もゴミは捨てるべきところまで持ち歩くようにしています。
やっぱポイ捨てはできませんよね。
でも一部タチOoOで廃棄とは、、、、いったいどうやるんでしょうか、、、??

Posted by こうへい at 2009年01月18日 22:46
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