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2009年01月02日

四国へんろ【73】 土佐のまったてに挑む

地図を見ると、ココから神峰寺まではアスファルトの一本道。まず道を間違えることはないだろう。雨もあがって気分的にもノッてきている。

ダラダラとなだらかな上り坂を快調に歩いていく。しばらく歩いて、ふとうしろを振り返った。雄大な太平洋が一望できる。素晴らしい景色だ。
もうけっこう登ってきてるんだなぁ。このままスンナリ神峰寺に着いてくれたらいいのに・・・。

と思いつつ、再びダラダラ坂を登り始める。そして30〜40分ほど歩いただろうか。アスファルト道からはずれて左手に神峰寺へ登っていく赤いへんろ標識が目に入った。ココがまさに「土佐のまったて」への入口だった。

いよいよかぁ、、、。そして手に持つ金剛杖に静かに目を落とす。

(お大師さま、お願いします。なんとか納経時間までに着かせてください。サポートよろしく頼みます。頼みましたよ!。)

そして、ヨーーシッ!! 行くぞーーーー!!と気合を入れて「土佐のまったて」に足を踏み入れた。
しかしココまではアスファルト道だったからよかったものの、山道に入るとさすがに足元はぬかるんでいた。そして何度も足を滑らせながらも、慎重に登っていく。

ヒィーヒィー、ハァーハァー、ヒィーヒィー、ハァーハァー、、、。

こりゃさすがにキツイ。焼山・鶴林・太龍のへんろころがしとは、また違ったキツさである。というのも、この山道は「まったて=真っ縦」といわれるように、山の斜面を縦にまっすぐ上へと続いているのだ。それもかなりの急勾配である。

なんとか最初の山道を登りきり、アスファルトの車道に出た。しばらく車道に沿って歩くが、この車道も斜面に沿って蛇行しているとは言え、かなりの勾配で続いている。

そのとき神峰寺を打ち終えて下ってくる歩きへんろさんが見えてきた。よく見ると外人さんだった。

その外人さんは私と目が合うや、「モウスコシデスゥ。ガンバッテェクダサァイ!」と片言の日本語で声をかけてくれた。

「おぅ、サンキューベリーマッチ、ありがとう!」と応じて外人さんとすれ違った。

そして再び真っ縦の山道に入り、再びの急坂の山道を登っていく。そして何度もお大師さまの杖に寄りかかり、立ち止まってはまた登るを繰り返す。一気にペースが落ちてきた。

その後2人ほど山道を下ってくるおへんろさんとすれ違う。そしてそれぞれに「もう少しですよ。頑張ってください。」と同じような言葉をかけてくれる。それはそれでありがたいのだが、「もう少しってあとどれぐらいやねん!」と少々ボヤキながら、ヨタリヨタリと登っていく。

今日は朝から山道で道に迷い、そしてドシャ降りの雨のなか、やや早めのペースでここまで歩いてきた。かなり足にきている。最後にはこの急激な上り坂である。さすがにキツイ、キツイぞ、これは、、。
そして金剛杖にもたれながら、ふと時計を見た。16時をとっくにまわっていた。納経時間リミットまで間に合うのか。まだ山道の中である。ヤバイ、ヤバイぞ。、、ふぅ〜、、。

とにかく行こう、行かなければ!。頑張ろう!。そう自分を励ましながら、必死のパッチで登り続ける。

そして車道に出てはまた山道を登ってを数回繰り返し、やがて最後の車道に出て、道はなだらかになった。それでも上り坂には違いない。ヨタリヨタリ登っていく。
その後、左手に駐車場そして茶店が見えてきた。あぁ休憩したい。冷たいお茶を飲みたい。しかしここで休んでは、納経時間に間に合わなくなるだろう。

駐車場があったということは、神峰寺はもうすぐそこのはず。あと少しだ。最後の気力を振り絞って重たい歩みを進めていく。

少しして右手に山門が見えてきた。ヨーーシッ、キタぞーー!!。
そして時計を見た。このときの時間はハッキリ覚えている。16時42分だった。

ヨシッ、間に合うぞ。あとは納経所が近くにあることを祈るだけだ。近くにあってくれ。そう願いつつ歩を進めていると、左手に納経所とある看板が目に入った。ヨッシャーー!!

そして納経所になだれ込むように入り、先に納経を済ませた。時刻は16時48分。

ヨカッタ〜!! 間に合った〜!!


posted by こうへい at 21:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ここの旧へんろ道は、各段がエラく高いように思えました。ヨッコラショと
登る状態ではなかったですか? ドシャブリのあとの藪中の道って想像も
できません。「もう少し、がんばって」との表示は12番焼山寺への道で
経験していたので、オリャ、ダマされねぇぞ!と思いましたねぇ。

納経時限に間に合ってよかったですね!
Posted by よし男 at 2009年01月04日 13:13
◆よし男様
あの真っ縦は、そりゃもう大変でしたよ。
・・・って登った人はみんな知ってますよねぇ。
もちろんよし男さんも・・・。(^.^)
Posted by こうへい at 2009年01月05日 00:20
神峰寺へ行ったのは5年以上前ですが、脚を痛めていたので、誠に辛かったことは鮮明に覚えています。登りは楽でした。じわりじわりと登れば脚に負担がかからないから。しかし下りはできる限りソフトに着地したつもりでも、体重がかかってかなりの衝撃になります。辛い辛い. . . .
Posted by ネコ at 2009年07月05日 13:40
◆ネコ様
登りが楽とは、さすがはスーパー健脚さん。私の脚力では冗談でもそんなことは言えません。
でもさすがに下りは辛かったようで、、、ハハハ、よかった、、、。(何が?)
Posted by こうへい at 2009年07月05日 18:08
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