☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2008年09月08日

四国へんろ【37】 鶴林・太龍へ その3

それからしばらくその女性と「かけ連れ」になった。
(かけ連れとは、現地で出会ったおへんろさんと一緒に歩くことをいう)

やがて休憩用のベンチがあるところに、別のおへんろさんが3人ほど休憩しているところへ来た。
3人とも若い男性で、そのうちの一人は明らかに野宿へんろさん。あまりに荷物がすごいので、話を聞いてみると、2回目の歩きへんろらしいが、とにかく今回は野宿にこだわって歩いているらしく、昨夜は水呑大師で野宿したとのこと。

あんな山の中で野宿・・・。その若者のバイタリティに感心する。

休憩がてら、しばらくその若者たちと談笑していると、かけ連れの女性が、少しソワソワしながら「この辺にトイレはないんですかね?」と何気に聞いてきた。
私はふとその状況を察知し、じゃぁ行きましょうかといって、またその女性と歩き出した。

地図を見ると、少し山道を下った小学校の跡地にトイレがあるようだ。
私はそこまで女性を案内し、

「あの小学校にトイレがあるはずですワ。ここまで来たらへんろ札もけっこうありますし、もう大丈夫ですよね?」
「あぁ助かりました。ホントにありがとうございました。」

その女性はこちらが恐縮するぐらいに何度も頭を下げてくれ、小学校の中に入っていった。

そこで女性と別れ、私は再び一人で歩き出した。

やがて那賀川にかかる大きな橋を渡る。
川沿いに進む、なだらかな上りのへんろ道。上りではあったが、通り過ぎる風も心地よく、道に迷った女性をうまく先導できたこともあって、とても気分よく歩けていた。

しばらくすると、前方に若い男性へんろさんが見えた。何やらボーっとした浮かない雰囲気が感じられる。
そしてその若者は、リュックを降ろし、靴を脱ぎ、白衣も脱いで、フラフラと川べりに近づいていった。

おいおい、何をするんだ、若者よ。
するとその若者は、川の中へおもむろに足からダイブ!

    バッシャーーーーン!!  大きな水しぶきの音!

 (えーーーーー! ウッソーーーーー!!) 

私はあわてて若者の元へ走り出した。


posted by こうへい at 00:19| Comment(3) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
野宿自体は誰にでもできますが、そのためのテント類を運ぶのが大変です。
それに自由行動が難しい。興味あるところに寄ろうとしても荷物が重くて
気軽にはできない。また札所で通路が狭い「胎内めぐり」とか「万体観音窟」
に入るには荷物を預けなくてはならない、奥の院まで足を延ばすのがつらい、
などなど。
へんろ道を下って車道に出たところに遍路休憩所がありますが、トイレは
この小学校まで行かなくてはありません。小学校に直行したのは正解でした。
この小学校は「休校中」でしたね。このあたり過疎化が極端に進み将来の
復活を夢見て「廃校」ではなく「休校」としたのでしょう。
このような山間でも充分生活できるような日本になることを切に望みました。
Posted by よし男 at 2008年09月08日 13:15
み、身投げ?!まさか…。
続きが気になります。

鮎喰川のあまりのキモチよさそうな景色に、ワタシも何度も身投げしそうになりました。
Posted by はりQ at 2008年09月08日 13:28
アタフタアタフタ、、、、、(汗)

すんませんです。
今日まで出張に出ておりまして、お返事が遅れました。

◆よし男様
すぐ近くにトイレがあってヨカッタです。
なにしろ相手は女性でしたから、近くにトイレがなかったら、どんなリアクションをすればよかったやら・・・。
あの小学校は「休校中」だったんですか。私ゃてっきり「廃校」だと思ってました。
しかしよし男さん、いろんなことよくご存じですねぇ。

◆はりQ様
さてさて、その結末や如何に・・・・・。

しか〜し、、、

「な〜んや、予想通りや〜ん」、、、、って

怒らんといてネ・・・(汗)
Posted by こうへい at 2008年09月10日 19:19
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