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2008年08月17日

四国へんろ【30】 不思議なおじいさん その4

このおじいさんを氣学的に見るとどうなんだろう。

単なる老人なら二黒土氣。しかし、道案内してくれる「先達」と見れば六白金氣か。つまりは六白的な働きをする二黒さんということになる。

そしてこの日、7月16日の日盤は、丙午四緑木氣中宮。本命二黒の私は、六白さんと対中関係、さらには月・日の被同会関係にある。
やはりこんな日は、六白的な人との何がしかの縁があるのだろうか。

そんなことを考えながら、第17番・井戸寺に向かって歩いていた。

ところで今日の私の予定であるが、次の井戸寺を打ち終えたら、そのまま宿に向かい、翌日に18番・恩山寺、19番・立江寺と打って、昼過ぎには帰阪の途につくことにしていた。
もちろん日頃の反省を踏まえ、今日の宿は、昨夜のうちに予約済みである。

時計を見ると、11時を少し回ったところ。私は少し早足になっておじいさんに追いつき、こう言った。

「今日はホントにありがとうございます。僕なんですけど、今日は次の井戸寺を終えたら、宿のほうへ向かいますので・・・」

「恩山寺へは行かんのか? まだ時間は十分あるデ。」

「えぇ、昨日、おとといとよく頑張ったので、今日はちょっとラクしようと思って・・・。それに明日、恩山寺と立江寺を打ったら帰りますので・・・。」

「ふ〜ん、そうか」

おじいさんは、なんとなく不服そうな反応だった。

しばらくして井戸寺に着いた。井戸寺はけっこうな参拝客でごった返している感じだった。

そして私が参拝・納経を終えて戻ってくると、おじいさんは、山門にもたれてチョコンと座っていた。私もその横に腰を降ろし、山門にもたれた。

時刻はちょうど正午。真夏の太陽は、ほぼてっぺんにある。しかし山門にもたれていると、そこがちょうど日陰になって、意外に涼しく、さわやかな風も感じることができた。

しばらくして私は納め札を出し、日付・名前・住所を書いておじいさんに渡した。

「今日はホントにありがとうございました。コレ、受け取ってください。」

おじいさんはその納め札を見、「ふ〜ん、大阪から来たんか」とつぶやいて、胸ポケットにしまった。

そして私は、おじいさんがふと顔を上げるや、わずかにカッと目を見開いたことに気づいた。それは誰かを見かけたかのような感じだった。

「ん?何だろう」と思っていると、おじいさんはスクっと立ち上がり、無言のまま、ごった返す参拝客のなかに消えていった。


posted by こうへい at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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