☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2008年07月14日

四国へんろ【22】 へんろころがし その2

次の休憩所となる柳水庵まで約3.4km。アップダウンの激しいへんろ道が続く。が、こんなとき、手に持つ金剛杖の頼もしいこと。この杖は、お大師さまの分身である。そう、同行二人。決して一人で歩いているわけではなく、常にお大師さまが一緒にいてくれる。そう思うだけで、心強い。

最初の頃はまだ扱いに慣れず、杖をついてはその先端がすべってズッコケそうになったり、側溝に突っ込んで折れそうになったり。
しかし、上り坂を上るとき、この杖は大きなパワーを発揮してくれる。杖をやや前方につき、足を上げて上ろうとするや、グイっと杖を後方に突き押すと、身体はスーッと前方へ移動する。そのときは本当にお大師さまが力を貸してくれていると感じられる。

そうこうして進んでいるうちに、へんろ道がかなり急な下り坂になってきた。下を見ると、いくつかの建物と休憩しているおへんろさんが見えた。どうやら2つ目の庵・柳水庵に着いたようだ。

柳水庵は少し前まで実際におへんろ宿が営まれていたそうで、実際に泊まったことがあるというおへんろさんのブログを読んだことがある。しかし現在は休業中。お世話してくれていたのは老夫婦らしい。
こんな山深い山中でおへんろさんを迎え、一宿一飯の世話をするとなると、そうとうな労苦があったことだろう。その老夫婦の慈愛に満ちた心に頭が下がる。

またここ柳水庵には、山からの湧き水が流れ落ちてきて、水分補給ができるようになっている・・・・はずだったのだが、連日の猛暑が続いていたためか、その流れは微々たるものだった。
なんとか水の滴るところにペットボトルの飲み口をあてがい、いっぱいにした。さすがにけっこうな時間がかかった。

しばらくの休憩後、9時半に柳水庵を出発。焼山寺まであと半分ではあるが、ここにきてやや足取りが重くなってきた。
小休止を入れる間隔も次第に短くなっている。が、道中の木々の枝には「頑張りましょう」「元気を出して」などと書かれた札が、ところどころにかけられている。

その声というか文字に励まされながら、延々と続く上り坂を進む。やがて右側に、きれいに整備された長い石段が現われた。
やれやれ、こりゃまたキツい石段だなと思いながら見上げると、その長い石段の先には、大きな大きな大師像が立っていた。

私は思わず、目を見張った。・・・す、すごい・・・。


posted by こうへい at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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