☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2009年06月28日

四国へんろ【124】 ときわ旅館にて

部屋に入るなり、石油ストーブのスイッチをON。そしてまずは缶ビールをプシュッと開けてグイッとひと口。プハァ〜、ウマイ! 続けて弁当を開けてパクパク食い始める。

テーブルの上に何やら一冊のノートが、、、。よく見ると、おへんろ宿などによくある旅のノートみたいなものが置かれていた。何気にそのノートを手に取り、ビールを飲みつつ、弁当を食いつつ、読み始める。

全国各地からこの宿に来たおへんろさんが、それぞれの思い出を自由に書き綴っていた。それを読みながら私は思った。そう言えば、私がこの宿の今年初めてのお客さんとのことである。その記念に是非一筆書いておこうかと。

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2009年06月24日

四国へんろ【123】 ときわ旅館 到着!

今日はすでにここまで約30kmほど歩いてきている。足腰の疲れも相当に感じていた。さらにボケボケ状態で道にも迷いやすく、そんな状態でまもなく日暮れを迎える山中に分け入るのは危険、、、、、というのが私の最終判断だった。

山越えルートで行きたいのはヤマヤマだったが、ここは仕方がない。仕方がないけど、さぁ行くか!、、と私は地図を閉じ、鳥坂(とさか)隧道へ向けて歩き出した。

少しして鳥坂隧道が見えてきた。その長さは1,117m。うわぁ、1km以上もあるのか、、、。

けっこう息苦しいだろうなぁ・・・。が、行くしかない。さぁ行こう。私はタオルを口にあて、鳥坂隧道に入っていった。

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2009年06月21日

四国へんろ【122】 さて、どうする?

ときわ旅館に電話を入れる。電話に出たのは、若い女性の声だった。

「あ、すいません、歩きへんろをしてる者ですが、今日は泊まれますでしょうか?」

私がそう言うと、一瞬間を置いてから、意外な答えが返ってきた。

「・・・ありがとうございますっ!」(えっ?、、ありがとうございますっ、、??、、)

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2009年06月20日

四国へんろ【121】 ボケボケのイライラ

道引大師をあとにして、県道29号線をてくてく歩く。すぐにY字路を右手のへんろ道に入って、再び29号線に合流し、また次のY字路を右手に入る。前方に大きな高架道路が見えてきた。松山自動車道のようである。

43番明石寺(めいせきじ)まであと1kmぐらいの地点。ここから明石寺までのルートはいろいろあるようだ。取り敢えず一番右手のルートを取り、高架道路に沿って歩いていく。

川を挟んで向こう側には、けっこうな車の往来が見えた。それを横目にてくてく歩く。
さてこのへんからだが、ちょっと道に迷ってしまった。そろそろ左手に曲がるよう示す赤いおへんろ札があるはず、、、と注意しながら歩いていたつもりだったのだが、どうもおへんろ札が見当たらない。おかしいなぁと思いつつ、そのまま先へ歩いていく。

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2009年06月17日

四国へんろ【120】 道引大師に祈る

T君を見送ったあと、私は42番仏木寺の仁王門をくぐった。時刻は8時30分頃。

参拝・納経を終え、再び仁王門をくぐって県道に出てきた。すぐ右手に休憩所があったので、取り敢えず一服しようかとしたところへ、「おへんろさ〜ん、どうぞ〜っ!」という元気な明るい声が耳に入った。

声がするほうを見ると、門前にある商店の女性が、みかんを持って私に手を振っていた。先ほどT君にみかんを手渡していた女性である。

この女性は、こうやっていつもおへんろさん一人一人にみかんをお接待しているのだろうか。ホントにありがたい限りである。そして私もその女性に近づき、T君と同様に深く頭を下げて、ありがたくみかんをいただいた。

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2009年06月14日

四国へんろ【119】 もう嫌ぁ〜っ!!

42番仏木寺へ向け、県道31号線に出た。そのときである。斜めうしろから「おはようございます。」と元気な声をかけられた。

私は少し振り返り、歩きへんろさんが見えたので、「あぁ、おはようございます。」と言って前を向こうとして、「、、えっ!、、??、、」と慌ててまたそのおへんろさんを見た。

私の隣には、ほぼ完璧な白装束のおへんろさんが歩いていた。そして思わず立ち止まり、

「ちょ、、、ちょっと、、、」
「ハイ?」
「き、、君、、?、、T君、、??」
「そうですよ。」

私が大きく目を見開いたその真ん前に、穏やかに微笑むT君が立っていた。

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2009年06月12日

四国へんろ【118】 ウマイこと言うなぁ・・・

2007年1月5日(金) 4時30分起床

いそいそと身支度を整え、予定通りの朝5時に宿を出た。そしてすぐ近くのコンビニで朝食分を購入。懐中電灯を片手に、薄暗い県道をてくてく歩いていく。41番龍光寺までは約7km。

特にこの間はこれといった見所も出来事もなく、ただひとり坦々としたペースで歩を進めていった。そして途中で朝食休憩を1回はさみ、やがて県道を左に折れて、龍光寺へ続くのどかなへんろ道に入った。そして7時前、龍光寺の門前にある食堂の前にやって来た。

食堂の名は「長命水」。しかし長命水かぁ、、、。そんな名がつくぐらいだから、この辺に湧く名水として名高いんだろうか。氣学を実践している身として、やはり名水らしき名前には敏感に反応してしまう。

そこはどうやらうどん屋さんのようでもあったので、うどん好きな私はついその店に引き寄せられていった。店の周りはガラス張りで、店内の様子もうかがえたが、照明はついておらず、誰ひとり見当たらない。まぁ何といってもまだ朝の7時前である。開いているわけがなかった。

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2009年06月08日

四国へんろ【117】 泣かないで

T君との和やかな夕餉のときが静かに過ぎてゆく。そして私はビールを2本(生中2杯だったか、、?)も飲んで、フワフワと気分よく酔っていた。

そのときうしろからふと声をかけられた。

「おへんろさんですか?」

えっ!と思い、振り返るとそこには60代ぐらいの男性が立っていた。その男性は、私がテーブルの上に置いていた同行二人の地図を見て、私とT君がおへんろさんだと気づいたようだった。

「いや、私も今、車でまわってるところでしてね、お二人は歩きさんですか?」
「えぇ、そうです。」
「やっぱりそうですか。すごいなぁ。、、、、ちょっとココいいですか?」

そういって男性は私の隣(T君からは対面)にさっさと腰掛けた。

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2009年06月06日

四国へんろ【116】 T君とのひととき

部屋に入る際、T君に話しかけた。

「T君、晩メシは?」
「これからですよ。」
「ほな、あとでいっしょに食べようや。」
「そうですね。」
「ほな、、(と、時計を見て)、、1時間後ぐらいに、下のレストランで。」
「わかりました。」

私は取り合えずリュックを降ろしてホッと一息を入れ、入浴後、レストランに行こうと部屋を出た。

そしてふと通路の奥に目をやると、年配のご夫婦が自分たちの部屋の前で何やらガチャガチャやっているのが見えた。どうやらこの開きにくいドアに悪戦苦闘しているようだった。

これは教えてあげなければ、、、、と、私はそのご夫婦に近づいていった。

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2009年06月03日

四国へんろ【115】 You are マジシャン!

「えーーっ! T君! ウッソーー!」

ドアの陰からひょっこり顔を出したT君を見て驚愕!。
逆にT君はニッコリ微笑んで一言、、、「あぁ、やっぱり、、、。」

「やっぱり?、、、やっぱりって、、、何?」
「いやそうじゃないかなぁと思って、、、。」

どうやらT君は隣の部屋でドアをガチャガチャやってる音が聞こえて、それを直感的に私が来たと思ったらしいのだ。

(そう言えば、昨夜、旭屋でT君とおへんろ談義しているときに、翌日はクアライフ宇和島あたりに泊まるような話をしていた記憶はかすかにある。しかしいつ予約を入れたかは覚えていない。)

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posted by こうへい at 00:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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