☆☆☆義援金寄付ならびに節電のお願い☆☆☆

2008年12月31日

四国へんろ【71】 追い越したつもりが・・・

残りのうどんとビールをたいらげた私は、お代を払うや、あわてて外に飛びだした。そしてポンチョをかぶり、しっかりと菅笠の紐も結び締めて、その夫婦のあとを追いかけた。

雨はドシャ降りというほどではなかったが、いわゆる本降り状態が続いている。しかしそんなことはいっさい気にならなかった。

あんなか弱そうな女性があえて厳しい道に挑もうとしているのに、安易に物事をあきらめようとした自分が恥ずかしく思えた。
そもそも歩きへんろとは、修行の旅なのだ。単にこれしきの雨でへこたれていては、修行をしている意味がないじゃないか。特にどこそこが痛くて歩けないわけじゃない。しっかりしろよ、俺!と、自分で自分を叱咤する。

とにかく行こう、神峰寺まで。間に合うかどうかなど、もうどうでもいい。とにかく行こう。行こう。行こう!。行こう!!。

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2008年12月30日

四国へんろ【70】 ダメダメへんろ

やっとの思いで出会えた赤いへんろ札。これをいったいどこで見逃したんだろう。まぁ雨足も強く、道もぬかるんでいたので、きっと足元のほうに気を取られ過ぎていたのかもしれない。

幸い、雨足も少し弱まってきたこともあり、もう二度と見逃さないぞと、しっかり周囲を確認しながら山道を下っていく。
が、ココからは地図通りの一本道だった。それからはまったく迷うこともなく、ほんの10分ほどで国道55号線に下りることができた。

すぐ近くの「道の駅 キラメッセ室戸」で小休止。ホッと一息をつく。その間にもどんどん雨足は弱まってきて、ポツポツ雨になってきた。ヨシヨシ、いい感じだ。おてんとさんよ、このまま泣き止んでおくれよ。
時計を見ると、すでに8時をまわっていた。そして地図を開いてルートを確認する。ココから27番神峰寺までは約27q。けっこう遠いなぁ。

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2008年12月29日

四国へんろ【69】 地獄で仏

金剛頂寺からもうかなり山道を下ってきていた。途中、海岸沿いに走る国道55号線もけっこう近くに見え隠れしていた。

、、、なのに、ココで行き止まりとは・・・。

膝から下は完全にズブ濡れである。冷たい雨に打たれて、もう半泣き状態だった。そしてそれに合わせるかのように雨足はさらに強まり、やがてドシャ降りになってきた。

おてんとさんよ。アンタも泣いているのか。そんなに泣かないでおくれよ。そんなに泣かれるとこっちが辛いんだ。そう思いながらトボトボと山道を戻り始める。

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2008年12月28日

四国へんろ【68】 雨、雨、雨、そして雨

本降りの雨がいよいよドシャ降りの様相を呈してきている。海岸に打ち寄せる波もかなり高くかつ荒い。話によると、この室戸岬周辺の沿岸道路は、雨風がかなり強まると、通行止めになってしまうらしい。

しかし、このドシャ降りの雨の中、室戸岬を目指して歩くおへんろさんを2〜3名見かけた。それを見て、自分も頑張って歩かなければという勇気が湧いてくる。

やがてバスは室戸岬に到着。だが、ココでは降りずにもう一つ先の停留所に向かう。この停留所は、ちょうど24番最御崎寺から大きく蛇行して下ってきた地点にあって、いわゆるココが前回の打ち止め地点というわけである。

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2008年12月24日

四国へんろ【67】 おしゃべりオバハン

2006年9月16日(土)。
傷心の途中リタイアから1ヵ月。この日からの3連休で、取り敢えず室戸岬から香南町の夜須あたりまで行ければ、、、と思いつつ、第4回目の区切り打ちをスタートさせた。

この月の南西方位は四緑木氣が在位している。私にとって凶方位であるが、大凶ではなく、取り敢えずは無難な方位である。

朝一番の高速バスで徳島入り。それから電車を乗り継いで甲浦に着いたのは、お昼も過ぎた13時30分頃。
大阪を出た頃から降り出した雨が、完全に本降り状態になっていた。事前の天気予報からある程度覚悟はしていたものの、やはりこれだけ降られるとけっこう気が滅入る。まぁ仕方がないかと思いつつ、自販機で買った缶コーヒーを飲みながら、待合室で室戸岬方面行きのバスを待つ。

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2008年12月21日

四国へんろ【66】 第3回目区切り打ち回想録

私は「氣学」なるものに初めて出会って、かれこれ20年近くになります。その間、吉方位も凶方位もいろいろと採りながら、「方位現象の不思議さ」にとりつかれて、今日までやってきました。

そして私のこのブログタイトルは「きがくぶろぐ」ということでして、アクセスくださる方の中にはY先生が主宰されている「氣学風水術」を勉強されている方も少なからずいらっしゃることと思います。

で、今日はこのたびの四国へんろ第3回目区切り打ちをちょっとだけ振り返りながら、「氣学こぼれ話」みたいな感じで書いてみようと思います。勉強されている方の参考に、少しでもなれればと思っています。
逆にそれにご縁のない方、興味ない方には、何のことだかさっぱりってことになるかもしれませんが、どうぞご容赦くださいませ。

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2008年12月12日

四国へんろ【65】 無念のリタイア

なまはげおじさんを見送ったあと、なんとか気力を振り絞って参拝・納経を終える。

そして最御崎寺をあとにして、本堂の脇を通り、奥へ進んで階段を下りていくと、お寺の広い駐車場に出た。そこから右へ左へと交互に大きく蛇行するアスファルト道を下っていく。

この道から眼下に広がる雄大な太平洋と室戸市街の風景がこれまた実に素晴らしく、ときに立ち止まっては、その風景をじっくり眺め入った。

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2008年12月09日

四国へんろ【64】 Thanks for なまはげおじさん

道端に腰を下ろして、しばらくの時間をなまはげおじさんと過ごした。
そしてやがて私は立ち上がり、リュックを背負った。

「ほな、僕はそろそろ行きますね。」
「おぅ、ワシもあとから行くワ。」
「ハイ、ほな、お先です。」

そういって、私はひとりで歩き始めた。

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2008年12月06日

四国へんろ【63】 ナミダナミダの・・・

御蔵洞(みくろど)を出たところで、見覚えのある顔が眼に映った。またしてもなまはげおじさんだった。そしてなまはげおじさんに話しかける。

「あ、お疲れさんです。御蔵洞やったら、そこですワ。」
「おぅそうか。ちょっと寄ってくるワ。」

そういってなまはげおじさんは、御蔵洞の中に入っていった。

足指のマメがそうとう痛い。再び55号線に出たところで、いい感じの日陰になる部分があったので、私はたまらずそこに腰を下ろした。
しばらくしてなまはげおじさんもやってきて、私の右横にどっかと腰を下ろした。

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2008年12月03日

四国へんろ【62】 水平線のかなたに

2006年8月15日(火) 早朝4時30分起床。

さて第3回目の区切り打ちも今日と明日を残すのみとなった。予定としては、今日26番・金剛頂寺までを打ち、明日には27番・神峰寺を打って帰ることにしていた。

一日の歩行予定距離も前日や前々日ほど長くないので、この日は何もこんなに早く起きて出発する必要はなかったのだが、ひとつだけ目的があった。
というのも、実は前日、なまはげおじさんと会ったときにこんな会話をしていたのである。

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posted by こうへい at 00:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 歩きへんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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